完璧な一旦停止スタイル




僕の仕事先の現場の一つは山の中にあります。
そこには、集落と集落を結ぶバイパス道路がありますが、山間部を結んでいるだけに交通量は知れています。
通行車両の多くは僕の職場の特殊車や、同業者の特殊車であり、一般車の比率は低い目です。


だから、結構「わが道」状態だったりします(笑)。



そういう「自由」に走れるところだったのに、過日、同業者の車が白バイに捕まりました orz



こんなヘンピなところにまで出張取締りせんでもエエがな!と思いましたが、

「自由」の意味を履き違えた輩(僕もその一人でした、ゴメンナサイ)が交通法規を守っていないことに業を煮やした地元住民が
警察に通報したんじゃないかと。そうでなきゃ、こんなところで取り締まりするはずあらへんやん。



さて、僕たちが蔑(ないがし)ろにしていたのはコチラになります。




一旦停止がキチンと出来ていなかったのを指摘されたんですわ。



あ、これは問題の場所じゃないですよ(笑)。なんだかほのぼのしているので写真に収めたまででして。

地元の小学生か中学生が道路に描いたものです。




私道ではなく公道ですので、地元や警察などの許可を取って描いていると思いますが…。



車だけじゃないですよ。歩行者だって↓




ここで問題です。

正しい一旦停止は次のうちどれでしょう。



【1】 歩く速度より遅ければOK

【2】 タイヤが一瞬でも止まればOK

【3】 5分くらい停まり続ければOK




免許を持ってる人であれば簡単ですね。まぁ、持ってない人でも分かると思いますが…。



【1】はアウト。 同業者が捕まったパターンです。速度を落としてるだけで停まってへんやん。

【3】は一旦停止でも停車でもなく、もはや駐車です(笑)。
こんなことをして後続車の人に刺されても僕は知りませんからね!



正解は【2】

ですけど、単に停まりさえすればいいというわけではなく、一旦停止を指示されるのには当然理由があります。
言わずもがな、見通しが悪いとか、交通量が多いとか、何かしらの危険がそこに潜んでいるからこその指示。
ちゃんと左右を見て安全を確認してからゆっくりと走り出すのがセオリーですよ。



ところで、バイクの場合は【2】だけではNGです。
だって、バイクは車輪が2つしかないから、完全停止したらコケてしまうもん。



【2】にプラスして片足を地面に着いてようやく「停止」したと見なされます
なかななシビアですわ。


では、着くのはどっちの足でしょうか。覚えてますか〜バイクの免許持ってる人〜!



(答)左足ですね。

何でかって?


MTバイクにお乗りならの方なら分かるはずですよ…ね?
右足はリアブレーキを踏んでいるからです。
バイクの講習を受けていて、右足を着いて教官に注意されたのはこの僕です(恥)。

それに、信号待ちなどで道の端っこで停車した際に右足を着いてると、隣に停まった車に足を踏まれますぜ Σ(゚Д゚ υ)



バイクで一旦停止がビシッ!とキマるとカッコイイ…かもしれない(笑)。
ちょっくら誰も来なさそうな交差点でこっそりと練習してみよ〜っと♪