4倍速自転車
お世話になってますよね、宅配便。
amazonや楽天などのネット通販や、ヤフオクやメルカリなどのオークション・フリマサービスの充実で配達量が増大し、
宅配業者の配達員の皆さんが街のいたるところで走りまくってますやん。
ごくろうさまです。
ネットでの買い物って、いつでもどこでも買えて、しかも割安なことが多いですし、
店頭のラインナップから落ちてしまったちょっと昔の商品やマニアックなものも扱っていたり。
ミネラルウォーターやトイレットペーパーなど、重いものや かさ張るものも玄関先まで運んでくれますし。
とにかく便利すぎますからね〜。
送料にしても、無料だったり、サイトと提携して激安になったりしてますが、
それが配達員さんのお給料に影響してないかと気にはなってます。
そんな彼らの足は2tトラックや軽四のバンが主流ですが、都市部だとこういう乗り物も活躍しています。
そう、自転車です。
小回りが利きますし、しょうもない交通法規や駐禁などに気を遣う必要もほとんどありません。
近距離の小口配達にはもってこいですやん。
その自転車は、荷物をたくさん載せたリヤカーを引っぱるため、電動アシスト自転車を用いるのが一般的です。
おかげでスイスイ走ってます。
が、一般的な電動アシスト自転車とは仕様が違うモデルがあるのをご存知でしょうか。
現在の電動アシスト自転車のアシスト力は、
〜10km/h | ペダルを踏む力の2倍 → つまり3倍速 | 年式による |
〜15km/h | ペダルを踏む力と同じだけ → つまり2倍速 | |
15〜24km/h | アシスト力が徐々に低下 | |
24km/h〜 | アシストなし → 人力のみ |
…ですが、2017(平成29)年10月以降、
3輪の電動アシスト自転車でリヤカーを引く場合に限っては
ペダルを踏む力の3倍のアシスト、つまり4倍速が認められているのです。
↓こういう自転車のことです。
これにより、配達員の負担軽減や、人手不足解消につながるとのこと。
華奢な女性も配達していることを考えると、配達用自転車のハイパワー化は必然なのかもしれませんね。
もはや、免許や税金や保険やヘルメットが必須で、道交法に強く縛られる原付なんて形無しですやん(涙)。
って、僕のように脚力が強い人だと、ペダルを踏み込む力が強いため、
アシスト力を控えめにした自転車ですら 初速が飛び出すような速さになって 暴走の恐れがあります。
なので、僕が自転車による配達を任された日にゃ、普通のママチャリが与えられるでしょう orz
実証実験は僕の住む京都市でも行われていたはずですが、
コラムに使うための写真を撮ろうと、クロネコの自転車を観察してたのに、
一度たりとも3輪で配達しているのを見かけませんでしたよ orz
写真引用:経済産業省
http://www.mlit.go.jp/common/001206715.pdf