DJ OZMA大量発生?!
バイクグッズの中で重要なものといえば、ヘルメット(以後「メット」)。
バイク乗車中はかぶらなくてはいけないという法律上の話以上に、頭部を守る大切な物です。
けどなぁ…と僕は思うんです。
デザインはたくさんのバリエーションがあれど、
没個性的っていうんですか? 形が。
どれも丸こいシルエットで、他の部分…ウェアやバイクがカンペキに決まっていても、
メットのあの形が全てのバランスを崩してしまってる気がしてならないんです。
フルフェイスが安全度No1ですよ。けれど、どうもオシャレ度に欠ける。
だから、小僧の皆さんが安モンの半キャップを後ろ前にかぶったり、
あご紐を首にかけて背中上部に亀の甲羅みたいに背負子したりして、メットの味気なさ(ダサさか?)を誤魔化しているのではと
思っちゃうのです。
一時期流行りました。
半キャップ系のメットにゴーグルをつけてパイロット風にしたものや、
ホームズがかぶってそうな探偵帽(?)とか。
確かに面白いんです。
それでも、メットのあの形を踏襲していて、基本スタイルである丸型からは逃げ出せないのかと思いがありました。
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ある日、職場で読んでいた新聞で妙な写真を見つけました。
記事にはこう書いてあります。
「アフロ頭でバイクに乗れば、街の視線を独り占め
原付用ヘルメットにアフロヘアのカツラを付けた『アフロメット』(以下略)」
販売元は「成和工業」という大阪市のビルメンテナンス会社。
どういうこっちゃ?
記事を読み進めていくと、社長の息子で従業員の息子2人がウケ狙いで作ったところ、
本物そっくりの出来栄えに2006年8月に通販を開始。
落語家の笑福亭鶴瓶(しょうふくてい・つるべ)がテレビ番組で着用して人気上昇。
ためしに「www.afro-met.com」へ行ってみると最初から最後までアフロ満開。 2人が「アフロ兄弟」を名乗っていて、 「アフロメットをかぶっただけで超ハッピー」などと宣伝中。 「他社がまねてくれたらアフロ兄弟姿で抗議に行って盛り上げたい」と。 こういうバカバカしい発想がいかにも大阪人ですよ。 ついでに本家の成和工業HPを覗いてみると、内容もシンプルかつマジメで ギャップでか過ぎ(笑)。 |
お値段は4500円とギャグを金で買った思えば安いもの。
しかもベースのメットは国の基準のSGマーク入りなので、かぶってバイクに乗っても法律上何の問題も無いらしいです。
ま、僕みたいなオッサンがかぶると鶴瓶と同レベルと思われるとヤなんで遠慮しておきます(失言)。
とかく、アフロメットを見た瞬間に思いましたわ。
DJ OZMA(www.dj-ozma.com)にそっくり。本人に成りすまし用「金髪アフロ」もありますよ。
げ、成和工業の社長が金髪アフロかぶってるよ!!揃いも揃って幸せな親子やなぁ(笑)。
けど、どうせなら学ランじゃなくって、
2006紅白歌合戦のときのように、裸に見える肌色ボディスーツ(乳首つき)着て、
原チャで走り回って大阪府Kを挑発してきてくれへん?(笑)