その後の亀岡市




3年前の2012年(平成24)4月京都府亀岡市である事故が起こりました。

18歳の男が無免許で居眠り運転をし、集団登校中の小学生と保護者の列に突っ込み、
多数の死傷者が出た
…というもの。



その道は近くを通る国道9号線の抜け道として有名で、中央線のない2車線道路にもかかわらず
常時たくさんの車両が行きかい、しかもその途中に小学校があるという場所です。



僕も何度も抜け道として利用したことがありますし、オフ会でも抜け道として利用したこともあります。



しかもこの道、細かくカーブが続きますし、
生活道路でもあるため交差点が多く、見通しが悪いんですよね。



そこを車がビュンビュン走るんだから住民はたまったものじゃない。
そこで、速度を出せず、走りにくい道路に生まれ変わりました。



 

 

 

 

 

 

 

 



こんな風に数々のポールによる狭路、凹凸段差、路側帯のカラー線、
カラー/ガラス剤入りの舗装に道路ペイント、
注意喚起の看板や蛍光色の反射材、電光掲示板
などなど、

ありとあらゆる対策がなされ、本当に走りにくいです。


ちなみに道幅を狭くするポールはゴム製と鋼鉄製で高さ80cm。
離合できないよう幅3mになるように設置され、2kmの区間に15ヶ所設置されています。




でも、ここではそれだけの大惨事が起こった場所であり、行き交う全ての人々の安全への思いが形となったんやと考えると、
バイク乗りであり職業ドライバーでもある僕の心中は言葉にしがたい。




参考資料:京都新聞2014年5月24日付朝刊