アンコ抜き
超甘党の僕。古今東西の甘いものに目がありませんが、その中でも和菓子は大好きな部類に入ります。
アンコの入った和菓子なんて、たまらないですね〜。
で、こしアンか、つぶアン、どっちが好きかと尋ねられたら、うーん、アンパンならこしアンですし、大福ならつぶアンでしょう。
つぶアンの赤福や、こしアンのおぜんざいなんて出てきた日にゃあ暴れますよ。どちらもありませんが(笑)。
そんなアンコがバイク界にも存在します。
どこにあるか、って?
貴方がバイクに座る真下ですよ。
オフロードバイクやアドベンチャー系などの車高の高いバイクに乗ったり、
背の低い方がシートに着座したとき、片足すら地面に届かず、オタオタすることがあります。
僕のように足が太い方がバイクに跨っても同様のトラブルが起きます orz
だからと言って諦めきれず、どうしてもそのバイクに乗りたい!
ありますよね、そういう想い。
そんなときは、着座位置を下げると解決出来ることがあります。
まぁ、車の「シャコタン」みたいに、サスペンションをイジったり、
ホイールのサイズを小さくして物理的に車高を落としちゃうと、
タイヤと車体が干渉したり、見栄えが悪くなったり、走りに影響が出たりします。
そこで、バイクの場合は、見た目や性能を損なわず、着座位置を下げる手法があります。
大抵のシートの中身は硬質スポンジで出来ていますので、それを削ってやるんですよ。
それを「アンコ抜き」と言います。シートレザーに包まれたスポンジを大福のようなものにたとえてるんでしょうね。
サンダーでお尻の当たる部分や太ももの当たる部分などを削り、シートレザーを張り直したらOK。
削った分、シート高(着座位置)が下がり、晴れて足が届くようになる…というわけです。
ただし、シートが薄くなりますので、クッション性は落ちちゃうかも。
さらに、シート高を下がる分、ハンドルまでの距離が若干遠くなりますので、
腕の短い方はハンドルの細工も必要になるかもしれません。
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アンコ抜きをしていると思われるバイク、実は身近にあります。
女性白バイ隊員が乗っている白バイ。
ベース車両のCB1300は僕でも足がつま先立ちなのに、
小柄な女性が乗るとなると、アンコ抜きしていても不思議ではないでしょう。
え?えいまるのバイクもアンコ抜きしてあるやないか、って?
してへんわい!キーッ! (ノ`Д´)ノ彡┻━┻