年に1度だけ『バイクパレード』に出逢える日
京都の教習所といって真っ先に思い浮かぶのが、黄色い外観に赤い三角マークが目印の「デルタ」。
そのグループである、バイク専門の教習所「伏見デルタ」で開催される「伏見デルタ祭」。
年に一度、教習所を一般解放して行われる、安全運転啓発イベントです。
「安全運転啓発」なんて言ってしまうと なんだか堅そうなイメージがしますが、そんなことはないですよ。
教習所の練習コースを贅沢に使い、様々な催しが行われまして、
インストラクター(教官)らによる「すべらない話」や、チャリティーオークション、
白バイやパトカーも来たり、バイクショップなどの商談会もあり…とにかくいろいろと楽しめます。
教習所でお祭りって、珍しいんじゃない?
↓「すべらない話」(わざわざスーツに着替えてまで…)
↓チャリティーオークション(このメットは叩き売り価格で落札されました)
その中でも最大の目玉イベントが、インストラクターによるバイクパレード。
こういう集団パフォーマンスって、せいぜい数台程度のものが多いように思いますけど、
今年は、18台のNC750で走行する大掛かりなパフォーマンスです。
毎年行ってみたいなぁと思いながら、なかなか行けずにいましたが、
公式HPにあった宣伝文句に今年は必ず行かなくては!と伏見デルタへと向かったのでした。
開始時刻を少し過ぎたころに伏見デルタに着くと、まもなくバイクパレードが始まるタイミングでした。
ほどなく、紅一点の女性インストラクターを先頭にパレードがスタート。
18台が外周を流すだけでも迫力あるのに、
並列スラロームで一糸乱れぬアクセルワークを披露したり、
二手に分かれて車間距離をギリギリまで詰めてクランクですれ違ったり、
二方向や四方向からの高速交差(!!)も。
結構なスピードが出ているのでぶつかりやしないかと見ている側が肝を冷やすようなシーンもありました。
絶妙なマイクパフォーマンスのおかげで、パレードの見所が分かりやすかったですね。
安全運転を願ってのパレードのため、派手な演出はありませんが、
パフォーマンスの完璧さには さすが!の一言に尽きました。
来年も是非、魅せてください!