楽しいバス停
わが街、京都市内でメインの公共交通機関といえば、バスです。
JRや京阪や近鉄や阪急や地下鉄などの鉄道は、
市内を東西に移動するには致命的に使い勝手が悪く、
必然的にバスに乗ることになるんです。
路線数がおっそろしく多く、縦横無尽に走ってますからね。
600円で均一区間の市バス&京都バスが一日乗り放題。
それで京都市街のほぼ全域を行き来できるんですから、使わない手はありません。
観光していて、歩くのが面倒になったら、一区間でもバスに乗ってラクをする、と(笑)。
そんな京都市内のバス停、最近順々にリニューアルしてまして。
古都にふさわしい和のデザインと色彩を積極的に採用し、格子まで嵌める凝りようです。
そのくせ、景観条例で厳しく規制している屋外広告をドーンと掲げているのはチグハグでおかしいと思いますが。
その一方で、すごいバス停もあります。
わかりますかね。ピンク色の矢印のところにバス停の標柱がポツンと立っているだけ。
ガードレールの一歩後方は川ですので、
バスを待つ人たちは、車が行き交う傍で立ち尽くさなくてはなりません。
ちなみに反対側の歩道からバス停のほうへ行こうにも、横断歩道もありません。
おれ、こんなところでバス待ちたくないわ〜(怖)。
同じ市バスのバス停でも、エラい扱いが違うんですね。
バス待ちの人が通行車両と接触事故を起こすまで、このままなんでしょうよ、きっと。
そんな極悪非道なバス停に対して、こんなのが登場しています。
バスを待つのが楽しくなるバス停。
地域に親しんでもらえることをする…、ええなぁと羨ましくなります。
あなたの街のバス停は、どうですか?
このHPに遊びに来てくださる方は、バイクに乗るのが主で、バスには乗らないかな…。
記事引用:
毎日新聞 2019年5月15日付朝刊
京都新聞 2019年10月1日付朝刊