研ぎやすい後輪?!




僕の職場の周辺には猫が多数住みついています。
飼ってません。野良猫です。


野良犬は、ほぼ見なくなりましたけど、猫はチョイチョイいますよね。
住み着いてる野良猫を地域住民がちょっと世話をし、「地域猫」なんて呼ばれる猫もいますけど、
僕の職場周辺にいる猫も、そんな感じです。




ただ、居つくだけならまだしも、過剰に餌やりをしてしまったがために、
図々しい猫が知らぬ間に職場に入り込んできて、夜中に職場を駆け回ってセキュリティが反応し、
警備会社の手を煩わせること数回。



職場に入り込まないように、開放的だった入口は営業時間中でもシャッターで閉ざされ、餌やりも禁止になりました。




…が、ずっとその辺に居るんですよ、野良猫が。
猫好きの上司が職場の敷地外で餌やりを続けてまして、撫でたりして可愛がるもんですから、そりゃ出ていかないですよね。





僕のバイクの陰で寝転がってくつろいでますやん orz



そのうちに猫も開けっ広げになり、仕舞いにゃ、そばの駐車場で堂々と真昼の情事を繰り広げる始末に orz
そこ炎天下ー!!公衆の面前ー!!!



お腹が膨れてきてるんですけど orz
可愛がるなら去勢をしてこそと思うのですが、僕は我関せずを決め込んでました。
この猫、前にも出産したものの、数日で子猫の姿が見えなくなりましたし(汗)。




しかし、そうは言ってられない事態が起こったのです。


ある日のこと。
現場から職場へと戻ってきた僕は、また猫がやって来たのを視界の隅に入れながらトラックの手入れをしていました。

すると、その猫、僕のバイクのところへ歩いて行ったかと思うと、後輪のそばで立ち上がり


ガリガリ



あろうことかバイクの後輪で爪を研ぎ始めたのです。
しかも、分厚いトレッド面(タイヤが路面と接触する部分)ではなく、強度のないサイドウォオール(タイヤの側面)で!!!


コノヤロー!おれのバイクのタイヤは爪研ぎ柱と違うーー!!!!




体の重い僕とは思えない俊敏さで猫にとびかかり、追っ払いました。
はぁはぁはぁ、それだけで息が上がったわ orz


なんちゅうことをしてくれるんや。鋭い爪でタイヤを研がれてバーストしたら目も当てられへんやないか。


僕の隣にバイクを停めている同僚が神経質なほどに念入りにカバーをかけてる理由が分かりましたわ。
今度からは僕もバイクの周辺を有刺鉄線でガードしとかなきゃならんかも…。