バイクは下から、車は上から




僕が自分で出来る数少ないバイクのメンテナンスのひとつに、エンジンオイルの交換があります。

我が家のシグナスの場合だと、必要なのは
エンジンオイル1L と、オイル処理パック
ドレンボルトを回す為の17mmのレンチの3点セットがあればOK。



必要オイル量が950mLですので、わざわざオイルジョッキでオイル量を量る必要もなく
1L缶のオイルを直接全部注入したらいいですし(50mLくらい多いのは問題ないです)、

古いオイルを抜く際にはドレン(オイル排出口)の真下にオイル処理パックを置いておけば
オイル受けも要りませんからね。

オイルフィルターも無いため(125cc以下のバイクには装着されてないことが多いです)、オイル交換の手間は実に簡単です。
鈍くさい僕でも出来るくらいですから orz

家の前の道で作業をしてますが、古いオイルがこぼれたりして道がオイル染みだらけになってるのは秘密です(汗)。




ただ、注意しなければならないのは、ドレンボルトを回す方向

ネジは反時計回りで緩み、時計回りで締まりますが、
ドレンボルトは底についているため、ネジを回す向きが逆になります。

それに気付かず、ドレンボルトを緩めてるつもりで反時計回りにネジを回してしまい、逆に締まってしまい、
ボルトのネジ頭をねじ切ってしまうと悲劇が起こりますので、気をつけてくださいね〜。




↓シグナスの右側から下を覗いた写真です。ドレンボルトはこの位置です(ちょっと見にくいですが)
写真上のパイプが排気管、左下が後輪、右下へ伸びてる棒状のものはセンタースタンドです。




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過日、我が家の車・モビリオのオイル交換をしに、カー用品店のオートバックスへ行ってきました。

シグナスのは自分でやっても、車となると何かと面倒くさそうなので、お店に任せちゃってます。



他の車の作業をしてるのを見てると、古いオイルを抜くのに
(つまりオイル注入口)からホースを差し込んでポンプで吸い上げてるんですよね。


バイクのオイル交換の場合、
古いオイルはドレンボルトを外して下
(ドレン)から抜くのを至極当然に行ってるので、
わざわざポンプで吸ってることに違和感を覚えました。



なんでそのようなことをするんやろ?



下から抜くのに、車をリフトアップさせるのが面倒やからか?
それとも、下から抜いてオイル受けで流れ落ちるオイルを受けるのが面倒やからか?
オイルに触れることがなく清潔(?)に作業できるからか?


それに…、
ポンプを使って、オイルパンの底に沈んでいる金属粉等(スラッジ)は
キレイに吸いきれるのやろうか?


このような様々なモヤモヤした疑問や、重力に逆らった行為に納得がいかない僕は、店で



「モビリオのオイル交換時は、下(ドレン)からオイルを抜いてください」と注文をつけました。

担当者は「えっ?!」って表情をしたのが気に障りましたが、僕のリクエストにちゃんと応えてくれました。




作業の様子を眺めていると、モビリオの前輪だけリフトアップし20度くらい傾けた状態で
オイルを抜いているで
はないか。
何をしてるんやろ、いったい…と思いながらも作業は終了。



担当者に前輪だけリフトアップしていた理由を尋ねました。
すると予想もしない答えが返ってきたのです。



「モビリオのドレンボルトは(進行方向)斜め後ろ向きについているので、
平坦のままではオイルが完全には抜けきらない可能性があるんです。
車体を斜めにすることでドレンが真下を向くからそのようにしました」
 と。


オイルを抜くための穴が斜めにつけられているということだけでも驚きなのに、担当者は更に続けて言いました



「最近の車はオイル注入口からポンプで吸い上げるのが普通になっていて、
吸入ホースがオイルパンの底までまっすぐ届くようになっているから、上から吸い上げても、吸い残しがないんです」
と。
なんやそりゃ。オイル交換は自分でやるものではなく、車屋さんが楽チン作業できる仕様になってるのか…。


もはや車のドレンは無料の長物と化してるんやなぁ…。



でも、やっぱり上から抜くのは腑に落ちひんし、
次回のオイル交換も自然の法則に従い、「下から抜いてよね」と言うでしょう(笑)。