ド派手な装飾 身にまとい








平成以降に生まれた方は、彼らの「現役」時代を知らないでしょうね。

デコトラと言います。


デコレーション(加飾)したトラックのことを言い、

フロント周りはコテコテのメッキパーツ&電飾てんこ盛りでギラギラ、
荷箱をカンバスに見立てて描かれた派手なペイント、
車内はエナメル調のシートにディスコ(死語)かと見まごうようなシャンデリアが輝く。


トラックそのものをアートに仕上げた車両が仕事車として走っていた時代があったんです。


かつてはよく見たもんですけど、今や めっきりですね。
絶滅危惧種に認定でもいいのではと思います(笑)。




そんな彼ら(?)が集結しているというのをニュースで知り、京都市の西隣の亀岡市へ行ってまいりました。

古き良き車両が集結する、「亀岡昭和フェスティバル」と名打ったイベントが開催されまして。
令和4年の2022年に「昭和」…。

会場の保津川の河川敷公園は昭和時代の車両たちが所狭しと並べられていました。












  



これだけ集まると壮観です。青空に良く映えますわ。
ギラギラ光って、写真もよく分からないことになってます(笑)。

SNSなんぞにアップして!と言わんばかりでしたので、僕も紹介します(笑)。




しかしまぁ、前から見たら超合金ロボ(死語)も真っ青の、コテコテぶり。
どんなけ金かかってんのやろうと思います。

そしてどの車両もなかなかの年季の入りよう。
これだけ手を入れたら、おいそれと乗り換えできませんよね。



オーナーさんたちもデコトラに負けず昭和の雰囲気をバリバリ(死語)出していて、近寄りがたかったです。
偏見と言われても仕方がないですが、きっと演出だと信じています。
デコトラが事故ったとか、信号無視したとか、煽り運転したとか聞いたことないですし。
目立つだけに運転も丁寧なのではないですかね?



車検のたびにノーマルに戻してる小心者の違法改造車っていますけど、
毎年車検があるデコトラでそんなことしてたら手間かかって仕方ないので、たぶんこのままで車検通ってるんでしょうね。
そう思うと、ニホンの制度って案外ザルですやん(笑)。



仕事車としては今や出番がないかもしれませんが、
どうか古き良き昭和を代表する一員として、派手っぷりを見せつけ続けてもらいたいですね〜。