Free原付




いまや、いつでもどこでも常にインターネットに繋がっています。
道行く人たちの「歩きスマホ」はもちろん、ポケットやカバンの中からLINEの通知音が鳴ってるのなんて当たり前の光景ですやん。



そういう中毒症状の方が最も恐れるのが、
携帯会社と契約した1ヶ月あたりの通信量(俗に言う「ギガ」が超過して、
通信制限を食らってネットがマトモに繋がらなくなり「ギガが無くなった〜!! 。゚(゚´Д`゚)゚。」と。
月末に近づくと良く見かけます(笑)。



そんなネット廃人に救いの手が差し伸べられています。



街角やコンビニ、ショッピングモールにスポーツジムに宿泊施設、駅やバス停、果ては新幹線に船舶、飛行機内に至るまで、
不特定多数の人が利用する施設などでよく見かけるようになりました。



インターネットの公衆無線LAN、通称「Free Wi-Fi」です。



「公衆」と付いてるとおり、一般に開放されていて、
「Free」が示すとおり、無料です。



これに接続すれば、ネットがタダで出来ますし、LINE電話でタダでしゃべることも出来ますよね(笑)。
このコラムを書いているのはまさしく月末。
近所のコンビニに行ったら、物も買わずにFree Wi-Fiをしゃぶり倒している人が簡単に捕獲できるでしょう(笑)。




そういう「無料」に新たな仲間が加わりました。









コラム公開翌日、2019年8月30日よりスタートの原付貸し出しサービスです。

宿泊者に自転車を無料で貸してくれるサービスならありがちですが、
バイクを無料で貸すとは、太っ腹ですね。


貸し出すのは、ホンダのジョルノクロスカブ50の2車種の模様です。
黄色で目立つな〜。




かつて原付が守備範囲だったシチュエーションは、
免許不要で道交法に強く縛られず自由度が高い電動アシスト自転車に取って代わられています。

ホンダとしては、そこを取り返したい思惑があるのでしょう。



ちなみに、京都市内での対象施設は、京都駅・八条口近くの宿泊施設です。
原付自体はタダでも、たぶん、宿泊しないと貸してくれないと思います ( ̄д ̄)チッ




訪日外国人(インバウンド)の方にも乗ってもらって、日本が誇る原付の魅力に染まって欲しいですね〜。

…え?!車の国際免許じゃ原付に乗れへんって?!
すぐに羽束師(免許センター)へ連行して原付講習を受けさせなさい ヾ(゚ω゚)ノ゛




記事引用 京都新聞 2019年8月20日付朝刊