フメンライダーのためのGT(グランツーリズモ)




ちょっと嬉しかったことがあったので、本来の予定を変更してお送りします。



今日、本屋で立ち読みしていると、棚に陳列された ある本の見出しが僕の目に飛び込んできました。

「普免で乗る50ccバイク大特集」

それが「車・バイク雑誌」コーナーではなく、普段なら素通りする「ファッション雑誌」のコーナーにあったんです。


何が載ってるんやろ?
その雑誌を手に取り、表紙にあったコピーは僕を震撼させました。


「最近50ccバイクが熱いと思わないか!
 輸入モノはもちろん、
 国産だってひとひねりある、
 魅力的なバイクが続々登場し始めた。
 カスタムパーツもたくさんあるから、
 自分仕様のこだわりで
 思いっきり遊んでしまうことも可能!!

 50ccをナメちゃいかん!
 50ccだからカッコイイのだ!
 なんたって普通免許で乗れるしね。
 さあ、キミもフメンライダーを目指せ。
 愛すべきライダーたちに
 この渾身の大特集を奉げよう!」



そうや、50ccは熱いんや!
そうや、50ccやからカッコイイんや!

理屈ぬきで書かれた文章に、激しく加熱して酔った僕は、中身を見るまでもなく、その雑誌をレジに持っていきました。
給料日前でカネ無いのに、また衝動買いをしてしまった……。



購入後にゆっくり読みましたが、サブタイトル「驚愕の50cc」にあるように、
スタイリッシュなバイクが大きく掲載されています。
原付ベタ誉め。

DRAGSTAR50(※イタルジェット)、
RS50、AREA51(※アプリリア)、
50S VINTAGE(※べスパ)、
BENRY50、APE、ZOOMER、BITE、CUB(※ホンダ)
RZ50、JOG(※ヤマハ)
Let's2(※スズキ)

他にも、メットやゴーグル、ブーツ、シューズ、グローブ、ウェアなども載っていました。


さすが若い人をターゲットにした情報誌だけあって、俗に言う「ストリート系」が中心でしたけどね。


バイクをオシャレとして乗ることには 肯定的でない僕ですが、
こんにち、バイク乗り人口が減少している現状を考えると、歓迎すべきですよね。



いや、堅い言い方はやめて、素直に言います。
うれしいです。


バイク乗りの人には、ぜひ読んでもらいたいので、ここで紹介しました。
どうか、バックナンバーをチェックしてみてください。


「モノ・マガジン 2002年6月2日号 NO,452」 620円です。
これを読んでバイクに興味を持った…って人がで出てくることを、願わずにはいられません。



でもなぁ、アプリリアのRS50(「モノ・マガジン」表紙のバイク)で38万8000円…。国産の安い原付スクーターなら3台も買えるやん…。
カッコイイけど、値下げする努力をして欲しいなぁ。