原チャの免許の買い出しだい!




一番身近で手軽な動力つきの乗り物、原チャ。
最初に運転したのは、車ではなく原チャ、って方も多いでしょう。


ちなみに僕が最初に運転したのは、バイト先のメイト80(ヤマハの2サイクルビジネスバイク)でした。



車や(普通/大型)二輪の免許なら、実技と学科の2つの試験に合格すれば免許が交付されます。



ま、一般的には教習所に通い、卒業すれば実技試験は免除され、
公安委員会が設置している「免許センター」なるところで視力などの適性検査を受て、
その後の学科試験で90%以上の得点で合格→免許証交付

…となるわけです。





免許センターの入口。
日曜の免許更新が予約無しで行けるようになり、便利になりました。



いわゆる「飛び込み」とよばれるものもありまして、これは教習所に通わずいきなり免許センターへ出向き、
実技と学科の試験を受けるというもの。

教習所代と時間が節約できるので、忙しくて時間がない人や免許が取り消しになって再度免許を取る人などには有効です。
実技の採点が厳しいので、何度も不合格にされイバラの道を歩みますが、
合格したときの感動は苦労するだけあってひとしおだと言います。




かつての自動二輪免許は、教習所では400ccまでの中型限定までしか取得できず、
全ての排気量のバイクが乗れるようにするための「限定解除」は
飛び込みしか受検方法ありませんでした


しかも鬼のような難関。日本に数ある資格試験で最も合格率が低かった試験といわれていました。
それだけに、合格すると免許証の裏に押される「限定解除」のハンコは、
当時の「中免」止まりの人から崇め奉られるステータスとなったものでした。



いまでは、大型特殊や大型二種でも教習所で教習が受けられ、免許の垣根がますます下がってきています。
でも、原付免許は教習所では取得できません



そりゃ、車やバイクの二輪を取れば一緒に引っ付いて来ますが、
別にそんなん要らんし、自転車→原チャにレベルアップするだけでいいもんね〜
ってな方だって たーくさんいるでしょう。
ホラホラそこの高校生!君らのことや(笑)。

教習所に通ったら学校にバレるから、原チャの免許だけでいいや。
1日あれば取れるし〜とか…そういう都合のいい情報の伝達スピードだけは悪事千里よりも速い(笑)。
おれが現役高校生のときと その辺は今も変わってへんわ(爆笑)。



…それで、原チャの免許はどうやって取得するの?



僕の現役(略)の時もそうでしたが、高校でだと先輩などから方法を「伝授」されるってのが最もポピュラーなのでは?


ここでは僕が伝授してあげます(笑)。



原付免許は、実技試験は無く学科試験のみです。
ただし、事前に練習場などで実技講習を受けなくてはいけません。(試験ではないので、原チャに乗る練習だけ)
バイクに指一本触れずに免許がもらえるほど世間は甘くありませんよ。


では、実技講習はいつ受けるのか?



ここからは京都の場合の話ね。



そこで登場するのが↓です。
京都の免許センターの売店横に、でかでかと案内が書いてあります。



ここに行けば何の心配もなく原付免許が取れます。




朝イチに免許センター横の「バイク学科教室」に行くと、
実技講習も受けられ、そのあと教室で学科試験の勉強
をします。



複数の人から聞いた話では、この学科の勉強で「本試験(学科)の過去問」というものをやらされるそうです。

それも、問題の内容を解説するわけではなく、教官はただ、
「この問題(の回答)は『○』〜!!」か、
「この問題(の回答)は『×』〜!!」だけを延々と言っていくだけとのこと。




そして、午後から免許センターで行われる学科試験では、先ほどの「過去問」がそのまま出題
答えを丸暗記しておけば合格間違いなし。
事前に学科試験の勉強などしなくても原付免許が取れる仕組み
です。




総費用、しめて1万円ほど。これほど金で買ってる免許はないでしょう。
公安委員会と交通安全協会、確実に裏でも繋がってるやん(大爆笑)。
この案内看板が免許センター内にあるだけでも、提携してるのが十分分かるんですけど(-_-;)



…と、まぁお手盛り待遇ぶりで、暗記するだけでいいはずの試験なのに、合格率が7割程度なのはどうしてでしょうか…???
やる気あるのか高校生!(笑)

おことわり:
ここで紹介した「バイク学科教室」の内容は、人づてに聞いた過去の事実であり、現在でも同じ内容かどうかの保障は出来ません。
内容を真に受けて被った被害等は、HP主宰者・えいまるは一切の責任を負いません。

また、正しい交通知識をつけるためにも、問題集や参考書等で自習することを強く推奨します。