非・関西人判別システム




高速を走っていると現れる緑地の巨大看板案内標識です。



高速道路網が伸び放題でますます複雑になり、
高速道路同士が交差・分岐するジャンクション(JCT)があっちこっちに出来て、
正直なところ、頭の中で地図を描こうとしても、どことどこがどう繋がっているのか分からなくなり…。



僕がバイクに乗り始めた1995(平成7)年当時で、関西圏からアクセスしやすいJCTといえば、
名神と中国道、近畿道が分岐する吹田JCTと、名神と北陸道が分岐する米原(まいはら)JCT
あと東名と中央道が分岐する小牧JCTの3つくらいが分かっていればおおむねOKだったのに…。



いつの間にか、高速道路がジャンジャン出来て繋がったせいで、
神戸JCT
だの、吉川(よかわ)JCTだの、三木JCTだの、草津JCTだの、大山崎JCTだの、
亀山JCTだの、四日市JCTだの、一宮JCTだの美濃関JCTだの土岐(とき)JCTだの豊田JCTだの…

JCTJCTJCTJCTJCTキーッ!!(叫)

こんがらがってしまいますわ。┌┤´д`├┘ハァ…




で、案内標識がこんなことになってしまう、と(汗)




これは新名神の亀山JCTの案内表示ですが、土地勘のない人が見たら混乱間違いなしやん。
僕でもあらかじめ地図上で予習して臨まんと、パニック起こすわ。



そこで人は言うんですよ。
「ナビ使えば迷わへんがな。どの車線を走ればいいかまで教えてくれるやんか」
と。



僕にとって遠出は、目的地よりもその道中にこそ意義があるんやな。

だから、(確かに便利やけど)ナビに指示されるとおりに走ってるのなんて非常にツマランし、
いつまで経っても道も覚えられへん。
それに、文明の利器におんぶに抱っこでは、同時に人としての退化も進めてしまうよなぁ。違うか?


そんなわけで、未だに地図帳(主にツーリングマップル)を愛用する僕ですが、
最近の発達を続ける高速道路網がインプットしきれない自分の頭脳に苛立ちを覚えてますわ。


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ちょっと熱くなってしまいましたが、そんなことはどうでもいいんです。


本題はここからです。




コチラの案内標識に何か違和感を覚えませんか。






ホラホラ、よく見てくださいよ。













東名阪道の「東」の文字だけ小さいことに。




何でやと思います?

実は、関東地方の人が読み間違えるのを防ぐためなんです。


東海圏〜関東圏には東名高速があるため、

「東名阪」(ひがし・めいはん)をパッと見て、東名阪」とうめいはん)と誤読してしまうらしいのです。

そこで、これは東名ではなく名阪ですよ〜とわかってもらうために、名阪」と文字の大きさを変えてるというわけ。



僕たち関西人からすれば、東名高速になじみが薄いですし、
関西には「西名阪」「名阪国道」もありますので、まず読み間違えることなど無いんですけどね〜。


ということで、これを使って関西人ヅラしてる関東人を見つけてみるか?!