元祖・高速走り放題




最近のニュースで、バイクで高速を走り放題のキャンペーンを行う(らしい)と知りました。

バイクの高速料金って軽四と同じで、不公平感満載(※個人的主観)なんですけど、
バイクの待遇改善を目指す国会議員のセンセイたちが、そういう企画を立ち上げたとか。



高速を使った1泊2日のツーリングを想定しているらしく、2日間 高速を走り放題で2500円程度の値段設定。
高速を100km走ればモトが取れる計算です。

ほうほう、おトク感がありますね〜。



ところが、利用はETC限定の上にネット上での登録が必要で、
さらに高速乗り放題なのは、首都圏を中心に半径100km程度の範囲内だけ


エリア設定は、首都圏在住のライダーが富士山へのツーリングが出来るようにした、とのこと。



つまり、関西在住の僕には全く関係がありません。


ああそうかい、関西ライダーはどーでもエエんやな。わかったわかった。
国会議員なんてその程度かい。

そうやっていつまでも差別待遇してたらエエねん ((( ̄へ ̄井) フンッ


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そんなトーキョーもん優遇政策は放っておくことにして、
かつて行われた、高速走り放題キャンペーンを体験したときの話でもしましょうかね。


こんなこともあろうかと、資料をちゃんと残しておいたんです。







2003(平成15)年に、四国に観光客を呼び込もうと企画された、社会実験と言う名のキャンペーン。
いわゆる高速道路周遊パスですね。
民営化前の、JH(日本道路公団)の時代にしては斬新なアイデアでした。



当時は一般車両における高速料金の割引といえばハイウェイカードというプリペイドカードくらいしかなく、
長距離の高速移動はお金がかかるものでした
ですから、「走り放題」の言葉がなおのこと輝いていたんですよ (☆∀☆)



利用方法は、
事前に走り放題チケットを購入し、料金所の出口で通行券と共に係員に渡すだけの簡単さ。
対象車は、軽四・普通車・中型車。なのでバイクでもOKでした。


 



走り放題チケットは旅行代理店でも売っていましたしね。僕はJTBで買いました(笑)。
だれでも走り放題の恩恵にあやかれたのです。



高校時代からの悪友「真宗Jr」と、このキャンペーンを利用して「うどんを食べに行こう」と、
今は亡きゴミリオ…もとい、モビリオで四国へ乗り込み、高速を走りまくりましたよ。

ちょっとそこまでの移動ですら下道を走るのが面倒くさくて高速に乗っていた記憶が(笑)。
お値段は6000円(普通車)でしたけど、最大3日間も高速が走り放題でおトク。
もちろん地元にも散財してくれるのですから地元経済にもプラス(のはず)、と。


うどんは食べまくりました(笑)。おいしかったです。



また、こういうお手軽周遊キャンペーンをしてくれないかなぁ(たぶん無いやろうな)。