本町通バイク逆走友の会
たびたび書いていますが、
京都市内の道路は幅が狭く一方通行だらけで、
道を知らない人が迷い込むとぐるぐる回らされて混乱に陥ります。
そんなときに便利な乗り物が自転車ですよ。
たいていの一方通行の標識の下にはこんな補助標識がついていますから。
自転車だったら、いちいち矢印の方向なんか気にしなくても自由に行き来が出来ます。
ところで、
京都市内の一方通行路を走っていたら、
前からバイクが突っ込んできたーッ!!とか、
T字路に突き当たる道が右方向への一方通行のなのに、
右からバイクが突っ込んできたーッ!!
って経験ありませんか?
逆走やないかい、危ないやないかー!!ヽ(`Д´)ノプンプン ってお怒りの皆さま、まぁまぁ落ち着いて。
実は、京都市内にはこんな標識のある通りが40ヶ所もあるんです。
京都の乗り物事情を察したかのような、
僕たちバイク乗りからしたらとってもありがたいものなのです。
この免罪符のおかげで、車なら渋滞にハマったり、1kmくらいぐるーーっと回らされるところでも、
バイクなら20m逆走すれば済む…なんてところもあるんです。ビバ経済走行!(意味不明)
そんなバイク逆走ルートのひとつが、
今年(2017(平成29)年)3月1日より逆走禁止になります。
今、2月28日の23時半やど。30分後やないか orz
東山区の五条通から〜伏見区の墨染(すみぞめ)を南北に貫く、約5.7kmある本町通。
全線北行きの一方通行なのですが、
七条通以南の5.2kmはバイクが逆走(南進)できる天国ルートでした。
が、
そのうち伏見区区間(十条通(京阪・鳥羽街道駅前)以南)の3.5kmが
車と同じ北行き一方通行になります。
↓地図の中央を南北に貫いている、青と赤の線が本町通。青は現行どおりのまま。赤の部分が新たな通行規制の対象区間です。
この件はTVの報道番組でも特集で取り上げていましたので、関西圏にお住まいの方ならご覧になられているかもしれませんね。
道が狭いのに交通量が多く、伏見稲荷なんて観光地もあるところへ、
バイクが逆走で突っ込んでくるので危ないといった内容でした。
本町通沿線に家を買い、バイクでしょっちゅう本町通を逆走している職場の後輩は、
「何のためにあそこに家を買ったのか分からんようになったわ(#
゚Д゚)プンスコ!」とオカンムリでした。
家売ったらエエやん(笑)。
僕もたま〜に本町通バイクで逆走してましたけど、最近はご無沙汰でしたので、ちょっくら走ってきました。
僕が走ったのは九条通→伏見稲荷と、直違橋(すじかいばし)→墨染交差点までの間です。
もちろん逆走です♪
僕が文章で説明するより、写真を見てもらったほうが早いので適当に並べてみますね。
写真は全て直違橋→墨染交差点を逆走した時の模様です。
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道幅は広いところで5m。狭いところだと3mくらいしかありません。
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狭い区間で車と対向するだけでも神経使うのに、
そこへ自転車や歩行者も入り乱れてゴチャゴチャですわ。
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逆走バイク用にとても短い停止線が引かれています。
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交番のお巡りさんのバイクまで逆走していますよ〜。
このときは平日の午前中でしたので交通量が控えめで、閑散としていますが、
別の日(それも日曜日)に伏見稲荷周辺を逆走したときは、
他府県ナンバー車に徒歩の観光客も怒涛のように押し寄せてきていて、
なかなかスリルある走行ができました。
交差点では、順行している車の間を縫うようにしてバイクが逆走なんてシーンもありました。
ってか、交番のお巡りさんも果敢に突っ込んでいってましたよ(笑)。
まぁ、あんなバイクの走り方してるのは、地元の人たちは慣れてるんでしょうけれど、
他所から来られた方は本気で怖い思いをするんやろうなぁ Σヽ(゚Д゚;
)ノ
そりゃTV番組で危ないと指摘するのも納得しますわ。
バイクで一方通行を逆走している皆さん!
これ以上バイクの特権を奪われないよう、逆走時は控えめの走行をお願いしますよ〜。