第3位は「開かずの間」




メットイン、オープン♪






お荷物、イン♪







メットイン、クローズ♪




バタンッ



アーッ!!  ΣΣ(゚д゚lll)
キーもいっしょに入れてしもたあああぁぁぁぁぁ〜〜 orz




スクーターのメットインに何気なくキーを放り込んで、そのまま閉じてまい、
便利なメットインが開かずの間と化してしまう……秘技、閉じ込み(インロック)です。




原因は、メットインを開けるキーシリンダーが別だったこと。
そのため、イグニションからキーを抜いて、差し直す必要があったのです。


そうすると、メットインを開けたらキーは不要なので抜いてしまい、そのまま無意識にキーを荷物といっしょにポンと入れてしまう…。
そして、メットインを閉じた瞬間に自分のミスにハッと気付くも後の祭り。目の前が真っ暗になる、と(笑)。




そういうチョンボをやらかす方があまりにも多かったのでしょう。

いまどきのバイクは、メットインを開けるのにキーを抜き挿しする必要はなく、
イグニションにキーを挿したままでメットインを開けられる
ようになっています。




↓「OFF」の位置から「OPEN」と書いてある方向にキーを回すとメットインが開きます。






↓の2つは、キーを「SEAT」/「OPENER」に合わせ、右側の「SEAT」を押すとメットインが開きます。







うっかりミス防止のために進化したと表現しときますわ(笑)。




なのに、です。


JAFが昨年度(2016年度)一年間の救援依頼内容を公表しました。

その中から、二輪車の一般道における救援件数を載せておきます。


順位 救援依頼内容

件数

過放電バッテリー 14752
タイヤのパンク 9513
キー閉じ込み 4649
事故 4266
バッテリーの破損 3803



なんと、キー閉じ込みが3位!!
せっかくのメーカーの工夫があまり役に立ってません
やん orz



ここには載せてませんが、車のキー閉じ込みによる救援件数も実は第3位。
「スマートキー」などの名称で事実上のキー不要(キーレス)が普及しているのに、それでも3位




つまるところ、人間のうっかりミスは永久に不滅ってことなんですね、きっと(涙)。
この際、メットインやドアのロックそのものを廃止したほうがエエのかも(笑)。




参考資料:「JAF Mate」 2017年8・9月号