時差式ボケ解消法




飛行機で海外へ行ったり来たりすると、時差ボケを起こします。
ニホンから時差の大きいヨーロッパやアメリカなどへ行くと、
体内時計と実際の時間が違うことからくる違和感によって体調を崩したりする…らしいですね。


あいにく僕が行ったことのある海外は、時差が日本よりマイナス1時間の韓国と、プラス1時間のグアムだけですので、
時差ボケを起こしたことがないんです(涙)。



えいまる君も もっと海外へ行って見聞を広めて色々なことを吸収しようや〜と、
世界をまたにかける友人たちに言われますけど、

韓国に行ったときに記号にしか見えないハングル語アレルギーを起こしてしまって以来、
海外旅行自体にトラウマがありまして…。
まだまだ足を踏み入れていない国内各地を制覇するのが先のような気もするし…。




そんな日本国内各地にも、「時差」があります。




普通、対向する信号は同時に変わりますよね。





ところが、右折車が多い交差点などで同時に赤信号に変わってしまうと、
右折車がちっとも曲がれず渋滞を引き起こしてしまったり、
強引に曲がったりして危なかったり
…と、困ったことが起こりえます。




そんなところに登場するのがコレ↓






同時に変わるのではなく、信号の変わるタイミングをずらしてやることで、
スムーズな交通の流れを作ろうとするものです。



もっともポピュラーな例で言えば、こんな感じ





こうのようにして対向の車を先に停めてしまい、安全に右折が出来る…というわけ。
あ、車を描き入れるのを忘れてた orz 脳内で補って下さいませ(笑)。




ところで、↑の時差式信号機の写真は東京都日野市で撮ったものです。
僕の住む関西では、こんなチェッカーフラッグの出来損ないのようなデザインの標識は見たことないですよ。



チェッカー(略)の下に「時差式」と書いてあるから、まぁ意味が分かるようなもので、
書いてなかったら全く意味不明やん(笑)。これを考えたのは誰やねん (-_-x)

関西では、信号機の上などに普通に「時差式信号機」と書いてありますよ。



後に、チェッカーフラッグの真ん中に「先発」「後発」の文字が書き加えられたものを見つけました。
これで少しは分かりやすくなった…かな?









この手の時差式信号機の欠点は、
進行方向の信号が青で右折待ちをしているとき、反対方向の信号が赤になっても、
対向車が停まるまで、反対方向が赤になったことが分からず、出遅れてしまう点です。



逆もあります。
進行方向が赤になったけれど、対向が青の場合は、後続車がいなかったら信号無視をしても気付かれませんぜ(悪)。


これでは非効率だと思ったのか、矢印信号の仕組みを応用した、こういうタイプの時差式信号機が登場してます。





これは京都市の川端三条のもの。

全方向の矢印を出したら、青信号と同じやんと思ってるアナタ。



見た目には同じかもしれませんが、矢印信号が出るのは赤信号のときだけですよね。
…と言うことは、この場合、対向は単なる赤信号で車の流れが止められていることに気付きませんか?


つまり、矢印の出ている側は安心して各方向へ走れるというのが大きなポイント。
単なる青信号とは意味合いが全然違うんですよ〜。


事故の多い交差点などは、ずっと赤信号のままにして、
常に矢印信号で車の流れをコントロールしたほうがいいのではないかと思いますわ。