運転席の過保護犬




僕も家族の一員として動物を飼っていました。
ジュウシマツとか、金魚とか、カメとか、サワガニとか…おとなしそうなものばかりですが(笑)。
飼っていたつもりはないのですが、ネズミやゴキブリも勝手に住み着いてましたね(涙)。



長く飼っていたジュウシマツには青い葉っぱモンを食べさせなさいと言われたものの、
何も知らない幼かった僕はなぜか冷蔵庫にあった葉っぱモン野菜を与えたがために、グルメに育ってしまいました(笑)。

本来はその辺に生えてる雑草のハコベを与えればよかったらしいのですが…。
お好みは小松菜と白菜でしたね(笑)。与えると喜んでそれだけを食べ、ウンチが緑色になってましたよ(笑)。



たまにワニとかサソリとかニシキヘビとか飼ってる方がおられますけど、あれは可愛いのですか?
僕がそんなのと出くわしたら卒倒もんですわ。
ちょくちょく脱走して新聞の片隅を賑わしたりしてますので、お願いですから逃げないよう管理のほど頼みますわ(怖)。



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飼われている定番の動物といえば、言わずもがなでしょう。
我が家の向かいの幼馴染み「達(仮名)」のところにも、飼い主には似つかぬほど可愛らしい犬がいまして、近所のアイドルです。
散歩はもちろん、どこへ行くのも「達」と一緒。



成犬なのに子犬のようにいたずら好きで、ちょっとでも飼い主の姿が見えなくなっただけでも大騒ぎ。
自分のペースで事を進め、当然ガマンがきかず、飼い主様を溺愛するさまに、
ちょっと甘やかしすぎじゃないの?と「達」をたしなめました。


すると彼曰く「厳しく躾けたらかわいそうだ」とのことで、犬の自由にさせてるとのこと。



そんな彼の犬を僕は「過保護犬」(略称は“カホちゃん”)と名づけてます。

両者の間柄はコレですからね(笑)。もうベッタベタ(呆)→





当然のように車でのお出かけでも一緒。
そのことに関してちょっと気になる新聞記事を見つけました。


ひざの上に犬を座らせて車を運転していた男が
逮捕された
というもの。



「乗車積載方法違反」という交通違反があることそのものを
初めて知りましたわ(笑)。




でもまぁよく見かけます。同様の運転をしている人。
そういう人に限って「ウチの犬は躾けてあるから大丈夫」とか言うのでしょうが、ひざの上ということは犬はフリーの状態です。
犬は人間ではありませんのでじっとし続けることなどないと思います。



クラクションの音に驚いて突然ひざの上で暴れだすかもしれません。
ミラーに映った自分の姿に突っかかるかもしれません。
急ブレーキや急ハンドルなどの操作で、犬が振り飛ばされ、犬自体が凶器になるかもしれません。



だいたい、ひざの上に犬を座らせた状態ではハンドル操作が妨げられますし、運転に集中できませんよ。
それは運転者にとっても犬にとっても不幸な結末を招く恐れがあるということを考えて欲しいです。



本当に大切な犬であるならば、車の中ではケージに入れるなどして
人との適度な棲み分けをしてやることこそが、本当の愛情ではないですかね?




参考資料:京都新聞2012年3月4日付朝刊