砂漠を突っ切れカミオンズ




フランス語の単語に英語の複数形をつけるなんて、えいまるの語学力が疑われそうや(笑)。


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トラックに興味を持つようになったのは、まだ学生だったころ。今の仕事と接点が出来たときだったかな。


当時20代前半だった僕はそれまで全く関心がなかったトラックという乗り物にあこがれ、
いつか役に立つかもと20代半ばで大型1種免許も取得
後に、2トン積みだけど トラックを操る仕事に携わることになります。


実用一点張りのトラック。それで競争をする、世界一過酷なレースがあります。


ダカールラリーです。


「ラリー」の名の示すとおり、道なき道を、悪路を2週間ほどかけて走破するレースです。

現在は南米で開催されていますが、
開催当初の、フランスのパリからアフリカ中部のダカールまでの砂漠地帯を走りぬく、1万km以上におよぶコースの名残が、
今もレースの名に残されています。



トラックだけではなく、ラリーカーやバイクも参加しています。
その条件の過酷さから各自動車メーカーなども参戦し車両のタフさの実証の場にもなっています。



360°見渡すかぎり砂漠の中をトラックや車やバイクが勇猛果敢に走っていく映像は迫力がありますよ〜。




ニホンからも毎年のように参戦していて、優秀な成績を収めているんですよ。
その車両が展示されているというので見てきました。


↓こちらです。






日野自動車の中型トラック「レンジャー」をベースにしたものです。
足回りは砂漠を走るために改造されていますが、キャビンやシャシーはそのままです。
さすがニホン車。世界に誇る性能ですね。


車両をナマで見たのはもちろん初めて。
素直な感想を述べると「カッコイイ」のひとことに尽きます。
これが砂漠のマンモスなんやな〜。




↓車体のあらゆるところに張られたステッカーの数のすごいこと!数えてみたら82枚もありました。




これだけのスポンサーがついてくれて、ようやくレースに参戦出来るんですね。どんなけ金かかってんねん。


あ、助手席の窓に映った他社名は、隣のブースのものが写りこんでいるだけです。
敵に塩をおくるほど男気はないでしょう(笑)。




で、僕のこのトラックへの最大の興味は、そのスタイルよりも、荷箱の中身でした。
ステッカーだらけの頑丈そうな荷箱の中には、一体何があるのやろう?

きっと、何もない砂漠のど真ん中でレースのない夜を楽しく過ごすための
キャンピングカーのような居住空間が設えてあって、
グッスリと寝られるようにフトンも敷いてあるに違いない!




期待に胸を高鳴らせて車両後部に回りこんでみたんです。


すると、







なんということでしょう!
てっきり頑丈な荷箱と思っていたそれは単なるペランペランの幕で、
中にはスペアタイヤが載っているだけではありませんか!!


長年僕の中で膨らませてきた夢の空間は瞬時にパーンと破裂し、
タネを見るんじゃなかった…の激しい後悔の大洪水に飲み込まれそうになりました。


そりゃそうやわな…。レーサーが遊牧民みたいな生活をするわけないわな… orz



今年もダカールラリーは開催されるでしょうが、僕の応援熱は真夜中の砂漠の冷え込み以上に冷めておりますです… _| ̄|○