落ち着けない「支配者」(白い「2相棒」ストーカー編)



ちょっと復習。
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2003年5月25日(日)に、LEADで京都市北西部の「京見峠」へやってきた僕は、京都の風景を十分に眺め、
さて帰ろうと後ろを振り返ると、予期もしないものが僕の視界に飛び込んできたのです。

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振り返ると、なんと、白バイが2台がこっちにやって来るではないですか!!


ここは1.5車線の狭い山道ですよ。

なんでここを通るんや??!!
少ない脳みそで一生懸命考えました。

この先の「走り屋御用達」のコーナーへ取り締まりか?
いや違う、こんな時間に走り屋は走らない。


…あ、そうか。
京見峠から更に北に行くと、R162(周山街道)へ接続するのです。
飛ばせる周山街道をパトロールをした帰りやな。
帰隊するのに近道をしたということか!


未だに白バイ乗りに憧れ、嫉妬している僕のとるべき行動はただひとつ。

追跡や!

峠の茶店でお茶するのは次の機会や!


白バイの後ろには、カワサキの1000ccのバイクがついていたので、その後ろにポジションを取り、追跡開始!!


さすが公道のプロ・白バイ、狭い道もヘアピンも平然とクリアしていきます。
後続の1000ccのバイクは白バイのマネをしてるつもりでしょうが、数段劣ります。
比較したら失礼か(笑)。

僕は1000ccのバイクの頭越しに白バイを見据え、ライン取り(※ベストな走行ラインのこと)に専念。

LEADですので白バイと同じようにヘアピンを小回りもできますし、
速度警告ランプがチカチカ点滅しっぱなしだろうが構わずアクセルを開けまくり、
「手本」どおりにマネしてました。

これが面白い。たまにスピードが出すぎて、僕の視界に入ってない、直前を走る1000ccのバイクに追突しそうになってましたよ(笑)。


実は白バイの前を、ムーヴが「先導」していました。合計5台の「集団」は一糸乱れず走っていきます。

ムーヴにしてもこんな所で白バイを引き連れるなんて、心臓にも悪かったでしょうね。狭い道なので譲れないし。
運の悪い車なことで(笑)。


白バイも、原付の僕がかなりの速度オーバーで走ってることは分かっていたでしょう。
でも、2台後ろにいる僕をどうすることも出来ない。わはは。

どっちにしても、急な下り坂を30km/hで走り続けるなんて、ブレーキを掛けっ放しになりますし、そんなのムリです。
ベーパーロックやフェード現象が起こって停まれなくなるほうが怖い(--;)


そのまま僕たち5台は山道を下り、京都市街に出る交差点でムーヴと1000ccはそれぞれの方向に曲がっていきましたが、
僕は執拗に白バイを追跡。
彼らの真後ろになりましたが、速度警告ランプは点滅したまま。やっぱり彼らにはどうすることも出来ない(笑)。
それとも無視してるのか?!(ー_ーメ)


最終的に烏丸北大路までランデブーしちゃいました。数kmはつけ回してたことになりますね。
この勝負はお預けやな。



5月25日の15時前に京見峠を通った白バイ 「京都 き 3571」 「京都 く ・・26」の
隊員に告ぐ!
今度出遭った時は、「2相棒」と正々堂々勝負してやるから、覚えとけ〜!
(言うのはタダ)



右側の方は男でしょうけど、左側の方は体の線が細いし、ひょっとして、女性隊員?!
顔が見えないのが悔しいね!



僕の「2相棒」は、白バイと兄弟車なんですよ。
そんなバイクを選んだのも、白バイ乗りに憧れてるのと、ヤツらに対するアテツケだったりします(●^o^●)