ローカルルール



↑のタイトルだけ書いてから、しばらく過去の自分を思い出していて、ふっと思い当たりました。



ね、小学校のころとか、友達同士でだけで通用する決まりごととか作って遊んでませんでした?


エエ歳になった今では、どうしてそんな決め事して自分たちを縛っていたんやろう…って笑っちゃうような、他愛も無いルール。
これ以上具体的に思い出すと、あまりの馬鹿馬鹿しさのショックで寝込んでしまいそうなので省略。



それとか、トランプの「大富豪(大貧民)」など、基本のルールなんて形だけで、独自のルールだらけですやん。


「『8』で次の人をパス」とか、「いや、『8』でマークを変える」とか、

「『2』上がり禁止」だの、「『3』の3枚でジョーカー破り」とか、

「1位上がりの人が次も1位で上がれなかったら自動的に最下位『都落ち』」とか、

「大富豪(1位)と富豪(2位)の人は次のゲーム開始時にド貧民(最下位)と貧民(下から2位)が持ってる強いカードを奪える」とか、

「同じ数字のカード4枚でカードの強弱がひっくり返る『革命』」とか、
『革命』した瞬間、次の順番のヤツに「革命返し」されてリアル暴動になったり(笑)。



高校の休み時間に 同級生10人で「大富豪」を来る日も来る日もやっていました(懐)。

トランプが使い込みすぎて手垢で臭くなったり、
紙のトランプはボロボロになって嵩(かさ)が倍くらいになったり、
なぜかジョーカーが4枚もあってしょっちゅう大ドンデン返しが起こったり。



今から思えば、なんて地味な高校生活だったんやろうと、やっぱり虚しくなってショックで寝込んでしまいそうです(笑)。



まぁ、そういう仲間内だけのルールを「ローカルルール」と呼びます。



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交通社会においては「道路交通法」という厳格なルールがあり、
それに則って車やバイクや自転車の人たちをはじめとする、道路を共有するすべての人の秩序が守られているわけです。


タテマエ上は。



現実に目を向けると、
特定の地域において、第三者から見ればどう考えてもおかしな行為が
日常的に堂々とまかり通っている
ことが多々あります。

それが交通社会における「ローカルルール」です。



思い当たるところ、ありますよね?



たとえば、車線をまたいで走る「名古屋走り」だの、
夜間の国道23号では大型トラックは赤信号を無視してもいいだの、
暴走族は料金所で金払わなくていいだの(笑)…。


お礼の意味で行う「サンキューハザード」だって、たぶん外国では通用しませんから、
ニポン国内だけのローカルルールでしょう。




我らの京都にだってローカルルールはありますよ。
地元においては、それらは「当然の行為」なので、わざわざ意識することなどありませんが、
ツーリングなどで他地域を走る際に、周りの交通マナーを見て
僕たち京都人のローカルルールを意識させられるんです。

郷に入れば郷に従えと言いますが、つい自分の地元のクセが出て、ちょっと目立ったり。



逆に、京都に来られた人たちは、「京都の交通ルールはムチャクチャでござりますがな」
思われるでしょう。

それぐらい、すごいですもん。特に観光シーズンとか、朝の通勤時間帯とか。
京都市民の方なら、分かってくれますよね?



じゃあ、京都のローカルルールにはどういった行為があるのか?
知りたいでしょ〜。


…たとえば、バイクは…、

って、そんなことを世界中の人たちが見ているHP上に書けるはずないがな。
知りたきゃ僕の口から直接聞いてんか(笑)。



だけど、これらの大抵は交通違反ですし、K察に捕まっても反論の余地のないことは覚悟の上でね。

たまに京都のローカルルールのひとつである、
●●●●交差点の●●レーンを●●したバイクが、その先で赤旗を振られてるを見たことありますので(笑)。



何においても、全国完全統一って難しいものなのかなぁ。
織田信長だって成し得なかったし(違)。