バイクの効脳
僕がオッサンになったなぁと思うことのひとつに、記憶力の低下があります。
かつて…20代前半くらいまでは、見聞きするもの何でもかんでも頭に吸い込まれるように記憶出来たものです。
それも「覚えよう」と意識することなく。
それを防ぐには頭をしっかり使ってやることが最短経路。
巷で流行っている「脳トレ」ですね。
パズルを解いたり、簡単な計算を繰り返したり、文章を正確に速く音読したり…。
僕で言うなら、毎日日記を書いていることで漢字の能力を向上させますし、
ピアノを弾くことは指先の刺激につながります。
HPのコラムを「読んでくださる人のことを考えて」適切に書くのも、文章力がモノをいいます。
携帯ゲーム機「ニンテンドーDS」で発売されている脳トレのソフトのおかげで、
ニポン人が学習することに気付くきっかけになったのは、非常に喜ばしいことです。
小学校の授業でも取り入れられてるくらいですもんね。僕は持ってませんけど(笑)。
ゲーム機で勉強する時代が来るなんて、ファミコン世代の僕には予想だにしませんでしたわ。
余談ですが、ファミコンと言えば、「スーパーマリオブラザーズ」が大ブレイク当時小学生だった僕は、
友達が持ってるから僕にも買って〜と当然のように母親にオネダリしました。
が、視力が悪くなるし、外で遊ばなくなると、ついぞ買ってもらえませんでした。
自分だけ持ってないので、友達同士のゲームの話について行けず寂しい思いもしましたが、
その代わりに中学生のときにパソコン(本体だけ)を買ってくれました。
ただ、それは今のパソコンのように最初から便利なソフトが入っている、至れり尽くせりなものとは程遠く、
使いこなすためには、最低でもプログラム言語である「BASIC」を身につける必要がありました。
BASICは全てが英語表記で、中学生には難しいものでしたが、そのときに覚えたことは今でも役に立っています。
勉強なんて、学校で受動的に教わっている段階ではつまらないものですわ。
能動的になる、探究心が芽生えた瞬間からが、本当の勉強。
そうやって得たものは、真の力です。
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だらだらと能書きをたれましたが、先日、脳トレに絡んで驚くような研究結果が発表されたのです。
なんと、「バイク乗りは脳が若返っている」というのです。
新聞記事がキレイにまとまっているので、そのまま大きく貼りだしてしまおう↓
バイク乗りはメットで頭が蒸れるのでハゲやすいとケナされたり、道の端っこに追いやられたりと
普段からミジメな思いをさせられてるのに…。
↑には良い事ばかり書かれているやん。こんなにホメられたら、かえって恐縮しますわ
ノ(´д`*)
10代からバイクに乗り始めて、累計で15万kmくらい走ってる僕のアタマは、
もしかすると実年齢より若いかも?!嬉しいなぁ。
どこにツーリングに行ってもバイク乗りにパワーがあるのは、バイクのおかげなんですね。
僕の体のトレーニングは筋トレと自転車とマラソンに任せて、頭のトレーニングはバイクに懸けようかな。
おれ、バイク乗りであることをこれまで以上に誇りにするよ♪
参考資料:毎日新聞 2009年3月9日付、14日付、及び21日付朝刊