穏やかな注意方法




道路のあちこちに、注意喚起をする立て看板や表示、標識などってありますよね。

たとえば、こんなの↓









あの文言って、幼いころに親からしょっちゅう言われた「○○してはいけません!」から始まって、
あらゆるところに蔓延っていると思います。




紹介した看板は、都会から一歩離れた山あいの、見通しの悪く、幅の狭い通学路に設置されていました。

確かに、木がうっそうとしていて日中でも薄暗いし、
道を挟んで かたや荒れた法面、かたや流れの強そうな川。
人通りも車通りもほとんどない、どこかに通じているわけでもない道を、小学生が歩いているとはとても考えられない…そういう場所です。



そういう状況だからこそ、
危険やトラブルに遭遇しないために、キツい表現になっちゃうのかな〜、と。



しかし、僕たちは知っています。
キツい言動は反発を招き、無用のトラブルを引き起こすことを。




この看板の先には、こんなものが立てられています。



















地元の住民さんが設置したのでしょう。
こんなにやさしい看板を見たのは初めてです。
同じ内容の注意でも、書き方を変えるだけで、こんなにもホッコリ出来るものなのかと。



この場所には仕事で訪れたのですが、時間に追われカリカリしながら運転していた僕の心も束の間、緩みました。




この看板のアイデアは是非とも盗んで、
全国に生息する凝り固まったセッカチさんの心もほぐして欲しいものですね〜。