ミスプリント?鏡文字
われらの山科区にはロケーションに似合わず(失言)大きな病院があります。
僕もたびたびお世話になっている、名神・京都東ICのそばにあるアソコです。
この病院の最大の特徴は、併設されている京都市内有数のER(救急救命センター)で、
救急車による救急搬送要請をすべて受け容れるという点です。
急病人の受け入れを平気で拒否する病院のせいで、病院をたらい回しにされた患者さんが重篤になったりお亡くなりになったり…、
などの事態を耳にする中で、オールOKとは素晴らしい取り組みですよね。
そういう病院ですので、休日昼間の救急外来は2時間待ち、3時間待ちは平気ですが…。
その病院の裏手、駐輪場の脇に特殊な車両が停まっていました。
大規模災害時に出動する救急医療車両です。消防でも同様の車両を持っているところがありますよね。
僕はこの手のマニアではありませんので、どういった設備や装備がなされているのかはよく分かりませんが、
ひとつだけ気になったところがありました。
どうしたことでしょう。
車両同様に急ぎすぎてミスプリントしたまま納車してしまったのやろか? アワワ
ヽ(´Д`;≡;´Д`)丿 アワワ
僕は しばらくはそう思ってました(実話)。
…って、そんなわけがありません。これはわざとです。
こういう反転した文字のことを鏡文字と言いますが、これはそれを逆手に取ったものなのです。
鏡文字は、瞬時に読み取ることができません。
「さ」/「ち」や、「E」/「ヨ」、「#」/「♯」/「井」が典型ですよね(笑)。
そこで、自分の後方からこの車両が緊急走行してきた場合、
「救急」の文字が車のミラーに映って正しい文字となり、
瞬時に緊急車両であることが分かるように、最初から鏡文字にしてあるんです。
他にも、わざと鏡文字を使用してアピールしている車両を見かけますので、探してみてくださいね。
それから、僕としては散髪屋さんの時計も鏡文字にして欲しいですね〜。
デジタルにしろアナログにしろ、散髪中に鏡に映った時計を見たら、時間が読み取れなくて頭がこんがらがってしまうもんで(笑)。