盛り上がりの描き方
年末やからか、あちこちで道路工事をしている気がします。
しかし、どうしてこの手の工事は年末や年度末といった「末期」に多くやるんでしょうね。
舗装工事をはじめとする、まとまった公共工事は自治体が年度初めに一括して発注している(はず)のに、
実際に工事に取りかかるのは「末期」。
おかげで、あちこちの道路が一斉に掘り返されては舗装され…でボコボコですやん。
そういう道を車で勢いよく走ろうものなら、たちまちロデオ状態ですよ(笑)。
車ですらそんな有様ですので、バイクや自転車といった二輪車で走るのは、正直怖いです。
何が怖いかというと、段差です。
工事が完了したところと まだのところの境目もそうですが、ことにマンホールですね。
道路を削ろうが、マンホールの高さは変えられないので、その部分だけがこんもりと盛り上がります。
日中でも大概怖いのに、夜になると暗くてその部分が見えづらく、不意の段差にバランス崩して怖い思いをしたことも度々。
そこで、そういう危険なポイントには白いペイントでマークが描かれていますね。
こういうやつです。
ここに段差がありますよ〜。
これは夜に撮りましたが、白で描かれているので目立つし、気を付けようってなりますね。
こんなギザギザのマークだけで、ニンゲンは「ここに段差がある」と分かるのですから、非常に高等生物と思いません?
これが自転車に乗ったチンパンジーだったら理解できず、段差に勢いよく乗り上げて盛大にコケると思いますよ(笑)。
で、その先には…。
何ですか、これは?
花びら? いや足が7本のタコ? 車に轢かれたアメーバ?
得体のしれない図柄に、真っ暗な道路の真ん中でしばし考えこみましたわ。
殺人事件の現場が真っ先に思い浮かんだのは、サスペンスドラマの見過ぎですかねぇ。