こんなところにお巡りさんが!




夜道をバイクや車で快調に飛ばして走っている前方に、突然の「登場」に驚き、
反射的に急ブレーキをかけたことは一度や二度ではないです。



   



電柱の影に警官が立ってるやん!こんなところで取り締まりやってんのん?!

どこまでいっても僕は国家権力に抗えない小心者なんですわ。



けれど…何かヘンやなぁ。アイツちっとも動かへんど…?



同じ場所を昼間に撮影すると、「正体」がわかります。






なんと単なる立て看板でした。そこに反射材が貼ってあるだけなんです。

これは京都市下京区の烏丸五条交差点にあるものです。
看板には警察や交通安全協会などの名が記されてまして、勝手に立てられたものではありません。




でも、普段見ている光景が潜在意識となり、
僕たちは夜道に照らされた立て看板が警官たちが着用している反射ベストに見えてしまう。
人間って賢い生き物と思いますけど、案外単純に引っかかるものなのなんですね(笑)。




防犯意識を向上させるためか、この手の立て看板はあっちこっちにありますわ。

右下の写真の警官の絵が書いてあるものは、帽子と反射ベスト、それから多分ですけど、「ニンジン棒」が反射しますよ。




タネ明かしをされて慣れてしまい、
夜道に光る反射材に「な〜んや、これもハリボテか」と逆に学習してしまいナメてかかってると、
たまに交差点に「本物」がいて停止を求められたりしますので、ご注意あれ(笑)。