その「大丈夫」はホンマに大丈夫?
90年代半ばに、ゲーセンに「X−DAY」というゲームがありました。
ここでいう「X−DAY」とはゲームのプレーヤーの寿命の日。
「今の成り行きで起こる未来」を見るという、一風変わったゲームでした。
ゲームのプレー方法…じゃない、未来を見る方法は、
画面に表示される質問や指示に手元のコントローラーですばやく回答・対応することです。
それによると、僕の結果は次のようになりました。
ただでさえ周囲から煙たがられている僕がこんなに生きるだなんて、迷惑千万でしょうね (
´∀`)
しかも、運だけで10年以上寿命を延ばすラッキーボーイぶり(笑)。
運も実力のうちとは言ったものです(* ^ー゚)
ちなみに、この紙の裏側にはこんな文言が並んでいます。
このように、こんなのナンボでもイカサマ出来るやんと思っている天邪鬼な人対策も万全です(笑)。
つまり、正しい生年月日を入力し、正直に回答した僕の結果は正しい、と。
100歳超えてもバイクでバリバリ走って、ホンマモンの暴走老人になってやろうか ヘ(゚∀゚ヘ)(ノ゚∀゚)ノ
…僕のことはどうでもいいんです。
先日の新聞に、興味深いグラフが載っていました。
こちらをご覧ください。
男女とも年齢とともにパーセンテージが上昇しています。
これ、何だと思います?
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過日(2018年5月)、90歳の女性が運転する車が赤信号になったばかりの交差点に進入し、
横断歩道を渡り始めた歩行者4人を撥ね、うち1人が亡くなったという事故がありました。
原因は、高齢者にありがちな認知症や運動神経の問題ではなかったのです。
なんと、件の女性は
「赤信号と分かっていたが、横断歩道に誰もいないと思い通過しようとした」と話したのです。
現在、75歳以上の人が免許更新の検査で「認知症のおそれあり」とされた場合には 医師の診断が義務付けられています。
検査上OKでも、一般的には年齢とともに視力や体力、記憶力や判断力が衰えていきますよね。
それでも運転歴が長くて、大きな事故歴などがないと、どうなるか。
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その正解がこちら。
強い自信を持つようになるそうです。件の女性もそうだったではと察します。
75歳未満と75歳以上の
免許保有者10万人あたりの死亡事故件数には倍以上の開き(※4.0件と9.6件)があることも踏まえ、
免許の自主返納は最大の選択肢です。
でもその前に、車なしで どのように生活や外出をしていくか、
その気持ちにも寄り添った上で免許のない生活をスタートさせられればいいですね。
僕は121歳まで生きますので、遠い将来に向けて、今から「自信過剰と私」について研究をしますわ (´ε`;)
ま、その時になったら「意地でも免許手放すかッ!」と死守してそうやけど(笑)。
記事引用:京都新聞2018年6月5日付夕刊