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映える?お手本走行
何かのスキルを磨いて上達したいとき、お手本を真似るのがいいと思います。
字が上手くなりたいなら、お手本を上からなぞったり書き写したり、字形の特徴をとらえたり。
ボール投げが上手くなりたいなら、きれいな投球フォームを観察し、自身のフォームをスマホで撮って比較したり。
真似して基本を会得したうえで、ここはこう変えてみよう、あそこはああ変えてみようとアレンジを始めると、
その瞬間から立派なオリジナルになります。
ニホンの文化となった漫画にしても、ことの起こりは鳥獣戯画ですし、
作品にストーリー性を持たせてコマ割りやスピーディーな展開へと昇華させたのは手塚治虫ですし、
その彼の作品の原点となったのは映画でしょ。
このように、ひとつの道で大成した人も案外真似からスタートしてると思います。
それと対極なのが我流です。
生まれ持ったセンスをいかんなく発揮されてるかたもおられますが、ここは交通社会のHPですので悪い我流を取り上げます。
電動キックボードです。
過去には散々違法違法と言い続けてきたのに、
どっかの島国の政治家や団体のロビー活動により手のひらを返したように合法化し、
都市部を中心に爆発的に広がっていますね。
京都市の市街地なんてあちこち走ってるで。見ない日は無いわ。
そんな電動キックボードに乗ってる彼らはなかなかの我流っぷりで眉をひそめます。
自由というより自分勝手が過ぎる。
そこで、こんな取り組みが行われるようになりました。

(c) 京都新聞
今さら感も無きにしも非ずやけど、行儀悪いのをアカンやろと取り締まるだけではなく警察自らお手本を示す。
これにはわざと注目を浴びさせ、SNSで拡散させる狙いもあるそうです。
勝手に写真を撮ってすぐにSNSにアップする単細胞の人たちの心理をうまく突いてますね(笑)。
僕も撮りに大阪に行こうっと♪
記事引用:京都新聞 2025年10月15日付夕刊
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