パンダカラーの威力
古今東西の乗り物には様々な色が使われていますが、そのなかで最もドキッとするのが
白黒の車でしょう。
言わずもがな、パトカーです。
最近では、外国人にも分かるようにボディに「POLICE」と大書きしてありますよね。
あのカラーリングに対する条件反射なんでしょうか、
別にやましい事があるわけでもないのに、出くわしただけで動悸が起こるのは僕だけではないはず(笑)。
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思い出しますわ。20代半ばだった、ある夜のことを。
……。
悪友「真宗Jr」、「西」(仮名)と僕の3人で車でお好み焼き屋へ行った帰りのこと。
僕がハンドルを握り、ヘベレケになっている2人は後部座席でハイテンション。
そこへ後方からパトカーが接近。すると「撒け!」と酔っ払いたち。
不自然に車線変更を繰り返すと、パトカーが一定距離を開けてついてくるではないか!
面白がって更にはやし立てる飲んだくれコンビ。
10分くらい更に不審な走りを続け、住宅地に入り込んだところで赤色灯が回っちゃいました(汗)。
それまで車内で暴れていた「真宗Jr」も「西」も酔いが一気にさめて顔面蒼白に。
まさか停められるとは思わなかったようで、パトカーに連れて行かれる僕に2人ともビビッちゃいましてねぇ。
お巡りさんに事情を話したらお咎めナシで解放されましたわ。酔っ払いの面倒をみてる僕を哀れんでくれたのか…(笑)。
あ、もちろん僕はシラフですよ。
若気の至りの一幕でした。
…って、何で僕がパトカーがらみでこんな話まで暴露しなきゃならんのか?!(゚Д゚#)
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過日のこと。ドライブをしていると、突然 視線の先に入ったのです。あの車が。
でも、停まっている場所は、どう見てもどこかの会社の敷地。今度はパトカーの方が怪しいです。
そして、パトカーの目の前に来て見ると…。
なんと、ハリボテです。
ホイールと赤色灯は本物ですが、「ボディ」の厚みは数十センチしかありません(笑)。
これでも遠方からだと、警戒している車に見えるのですから不思議なものです。
それから、夜には赤色灯もしっかり回るそうです。
このハリボテパトカーが設置してあるのは何かの工事会社のようでしたので、こんなものを作るのは朝飯前なんでしょうね。
我が家にも防犯用に「1台」作ってください(笑)。