チョーク無しで即アウト
おことわり:
2006年6月より駐車違反取締りの一部が民間委託されたことにより、本コラムの内容は一部過去のものとなっております。
あらかじめご了承ください。
あまたある交通違反(反則)のうち、もっとも摘発件数が多いのが駐車違反。
幹線道路の片隅に路上駐車(路駐)してる車のタイヤと地面に直角になるようにチョークで線を引き、
その時間を書き、一定時間そのままだと、
駐車違反(駐禁)として黄色いステッカーや、黄色い輪っか、車輪止めなどをつけられます。
悪質な場合だと違反車両をレッカーで持っていかれ、
地面にきったないチョークの字で「駐車違反 ●●署へ(出頭されたし)」などと書き残されていることも。
都市部なら、どこででも見かける光景です。
これで違反点数1点、
反則金は、原付9000円、自動二輪1万2000円、普通車1万5000円。
レッカー移動されると、移動料や警察署などでの駐車料金などとして、さらに1万5000円を請求されます。
車もほとんど通らない、誰にも迷惑がかから無さそうな住宅地の道で取締りして、
路駐車両のせいで慢性的な渋滞を引き起こしている幹線道路ではちっとも取締りをしない
この不合理さ。コソコソやりやがって〜(-_-x)
それに比べて、人口や交通量の少ない地方の道になると、堂々と道路を駐車場代わりにしていることも珍しくありません。
こんなのを野放しにしてるのも問題ではないのか??
バイクの駐禁も都道府県警によって対応がマチマチの様子で、
バイクの駐禁取り締まり件数の第1位は東京都ですが、第2位は実は京都府なのです。
この2都府を含めた5都府県警くらいだけが、バイクの駐禁取締りに躍起になっていて、
ほかの県ではバイクの駐禁摘発件数はグンと少ない実態があります。
(↑1年位前のどこかのバイク雑誌に書いてありました。今では状況が変わっているかもしれませんが)
バイクへのチョークの引き方は、
タイヤにではなく、バイクが地面と接しているスタンド部分をチョークで囲む方法を取っています。
公共の駐輪場に入れるバイクは、ほとんどが50ccのみ、まれに125ccまでOKの所があるくらいでしょう。
大きい排気量のバイクは、カネ出しても停める所がありません。
少なくとも僕は知りません(あったら教えてね〜)。
僕が「2相棒」で出かけると、目的地で探すのは、まず安全に停められる駐輪場。
最近建った郊外型の ばかデカいショッピングモールなら、駐輪場もそれなりにスペースが取ってありますので停めることも可能です。
それ以外の場所で、そういった駐輪場があればラッキーですが、無ければ車のスペースに堂々と停めてます。
文句を言われようが、おれの知ったことではない。デカいバイクを停められるスペースを作らない方が悪いんやないか。
車だってそうです。
慢性的な駐車場不足で適切に停める場所が無いから、仕方なく路駐しているのに。
それで取り締まられるのは不合理ではないか、だれだってそう思うでしょう。
そこへこんなニュースが飛び込んできました。
余りに腹が立ったので、新聞の切り抜きをそのまま掲載します。
民間になったら、駐禁を摘発した分カネが入るでしょうから、取り締まりに躍起になるのは目に見えてます。
(「年間○○円で請け負う」式にしても、食いっぱぐれの無い仕事ですから、飛びつく業者はいくらでもいるでしょうけど)
それが、結局は警察の取り締まりの「実績」向上になるわけですし、
国にとっては税収入アップ(反則金は国庫に入るんですよ!!その金額も歳入の予算に組み込まれている現実)に繋がります。
飲酒運転などの危険運転の罰則を厳しくするのは大歓迎ですが、これはおかしいやん。
ちょっと停めただけでアウト!なんて、取り締まる側は簡単でいいでしょうが…。
こういうくだらないことを考えるK殺庁の役人の自家用車は、全部駐禁除外車なんでしょうかねぇ。
きっとそうなんやろう。だからこういうムチャクチャなことが平然と出来るに違いない!!(被害妄想絶頂)
取りやすいところから取るなんて考えしか思い浮かばない「エライ人」のその腐った性根、おれが叩き直してやろうか?(笑)
民間委託になった将来、起こるんじゃないかな、「駐禁殺人」とか(笑)。
で、新聞には事件がこう載るでしょう↓
「道端に車を停めた瞬間に係員に駐禁でキップを切られ、
カッとなって持ってた竹ヤリで刺してしまった。殺す気は無かった。今は反省している」って(爆笑)。
参考資料:毎日新聞2005年3月18日付朝刊