ケーサツの皮をまとった電車
「正義の味方」と言うと、真っ先にTVのヒーローもんを思い浮かべる僕。
って、僕だけではないですよね。
そういうヒーローに憧れ、TVの向こう側で悪者をバッタバッタと倒していく様に自分自身を投影して
酔いしれるチビッコだった人、笑わないから手を挙げなさい。
は〜い ∩( ・ω・)∩
だって、カッコいいんやも〜ん。
おれも今となっては お腹がポッコンと出た中年オヤヂやけど、
それでも なれるもんなら なってみたいと夢見てるど。
まぁ現実には、
大ジャンプしたら着地失敗して足首を捻挫したり、
相手を投げ飛ばした拍子に腰をひねってギックリ腰になったりして、
ヒーローどころか 悪役にボコボコにされる雑魚キャラに成り果てるのやろうけど(笑)。
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TVの世界の仮想現実は横に置いといて、現実世界での正義の味方って、誰やろ?
うーん、やっぱ警察官かなぁ。
困ったときに飛んできて助けてくれる…やろうか…。
それなら消防のレスキュー隊のほうがヒーローっぽく感じるけど。
ここでは警官と言っておかないと話が進まなくなるので、レスキューにはご退場願うことにする。
警官って、どうもとっつきにくい。
何にも悪いことをしてないのにお巡りさんとすれ違うだけで緊張してしまうし(笑)。
そういうわけで、市民に慕われる存在になるぞ!とでも考えたのか
大胆なPR作戦に打って出たのが、我らの京都のとなりで虎視眈々とチャンスを窺っている
シガ県警。
何と京阪電鉄に売り込みをはかり、コラボレーションをしてしまったのです。
早速ご覧にいれましょう。
前からパトカーがやってきました。
おい!ここ線路の上やん!!
ガタンガタン…ガタンガタン…ガタンガタン……
子供とお年寄りを事故から守る優しい運転を! |
「横断歩道に歩行者があれば 車は停止する」 運転の基本です。 |
夜間の交通事故にあわないために 「明るい服装」と「反射材の着用を!!」 |
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県警マスコットの「けいたくん」がいたり、横断歩道があったり、白バイやパトカーまで…。
こんなところから交通安全を訴えてます(笑)。
子供が見たら喜ぶやろうなぁ。
ビッグ・チャイルドの僕もハシャいでたくらいやもん♪
必死でカメラのシャッターを押し続けましたわ。
これ、「パト電」と呼ばれてるそうです。
こんなラッピング電車、晴れがましいなぁと思ってる皆さんは、まだ甘い。
車内も交通安全のデコレーションがなされてるんやで(笑)。
今回は電車に乗ってないので、車内の様子をお届けできませんが、
大津市に遊びに行くことがありましたら、是非とも京阪・石山坂本線でご乗車になってみて下さい。
僕も浜大津にバイクを置いてパト電に乗りに行こう〜っと♪
なんと、われらが京都市内にもパト電があったのです(全然知りませんでしたわ)。
京福電鉄嵐山線(通称「嵐電」)に京都府警とコラボした車両が!
京阪電車とのコラボのような派手さはありませんが、まさしくパトカーです。
ただ、2両編成の先頭車両だけなのが…後ろの車両は普通なので違和感があるなぁ…。
さらに、叡山電鉄(通称:えいでん)にまで…。
右写真の右側が標準仕様です。左側は機動隊のバスですか(笑)。