逆走防止策




昨今の高速道路の出口は賑やかですよね。



注意の標識や看板や道路標示がうじゃうじゃしてますやん。



夜に撮影したら、あっちこっちがピカピカ光って目立ち放題ですよ。




↓以前は車両進入禁止の標識があるだけやったのに。(写真は名神高速・京都東IC)






多くなりましたよね。一方通行であるはずの高速道路や自動車専用道を逆走する車

その多くは出口から進入し、そのまま本線を逆走してる気付かず走り続け、
順行車と正面衝突したりなどの重大な事故
に繋がってしまう。




その理由はあちこちで多く語られていますし、ご存知の方も多いと思うので、
ここでは簡単に書いときます。




最も多いのは、認知性や判断能力の衰えた老人が
出口と知らず(分からず)に入り込んでしまう
こと。




かつて、多くの高速はインターチェンジ(IC)の料金所に料金収受の係員がいましたので、
たとえ、そういった方たちが運転する車が間違って逆走してきたとしても、料金所で取り押さえられたはずなんです。



ところが、ETCや自動清算機の普及により、
係員のいない料金所が増え、逆走車が素通りできるようになりました。
そりゃカメラで通行車両は監視はしてるでしょうけど、見つけてから係員らが慌ててアクションを起こしてるようでは遅いんですよ。




それから、利便性向上のため入口ICで料金を支払うのみで、出口ICには何もない都市高速の発達や、
無料で通行でき、料金所自体が存在しない自動車専用道路(例:湖西道路(滋賀県))の普及も
逆走車の増大に一躍買っていることは間違いありません。




出口専用であっても、標識や表示に注意がいってなければ、普通の道にしか見えませんもん。




僕だって見知らぬ土地を車やバイクで走っていると、道路事情がよく分からず迷うこともあります。
そういうときに、ついうっかり出口から進入しそうになったことだってありますよ。
標識を見て「あ、ここ入口と違うやん!」と慌てて急ブレーキをかけたり急ハンドルを切ったことも。



普通の運転者ですら間違えかねないのに、上記の人たちがそれ以上に認知判断が出来ると思います?
出来るはずがないですよね。


本来はそういう人たちに運転させたらアキマセンが、
車が無いと生活できない環境にお住まいとか、
家族が止めてるのに強引に車で出かけてしまったなどで、
路上に出てくる
、と ((ヽ(´Д`lll)ノ))((ヽ(lll´Д`)ノ))



そんな人たちには標識表示や音声スピーカーで逆走をどれだけ忠告したって聞きやしませんよ。
物理的に逆走できないようにしなくては。


どうすればいいか。


ガードレールなどで、道路形状をギュッとしぼませて出口の幅をとても狭くしてしまう
「漏斗型」にしてしまうのが一番とちがうかな〜。


その形状を利用した、川で魚を捕まえる筒型の仕掛け「もんどり」のように、
一旦入ってしまったら出られないでしょうし。



もしそれを逆向けにすり抜けられるほど頭が働くなら認知性じゃないと思うので、偽ボケ老人発見装置になりそうですね(笑)。



あ、書き忘れてましたが、逆走する人の年齢は高齢に偏っているわけではなく、2〜30歳代もいるんですよ。
こちらは故意犯ですが (*`^´)