身近で安全な避難場所




このたびの「大阪北部地震」 ならびに 「平成30年7月豪雨」により
犠牲となられた皆さまのご冥福をお祈りし、ご遺族の皆さまにお悔やみ申し上げるとともに、
被害に遭われた皆さまにお見舞い申し上げます。



------


それにしても、ニホンって自然災害が多い国やなぁと思います。

もちろん、それは自分の住んでいる国に目を向けているからで、他所の国でも様々な災害があるんでしょうけど。



さて、地震や水害をはじめとする様々な自然災害による危機が自分の身に迫ってきたとき、どうします?
避難しますよね。とりあえず動きますよね。

幸いにして僕は生まれてこのかた、避難をしなければならないほどの災害に直面したことがありませんが、
いつ何時あるか分かりませんやん。



そんな緊急事態が差し迫ったとき、どこへ避難すれば最も安全なんでしょう。



「そりゃ指定された避難所やろ」って声が聞こえてきそうですが、地元ならそれでOKですよ。
でも、地元以外で遭遇したら、どうします?


そのとき駆け込むのに最適な場所があります。
身近にあります。皆さんお世話になっています。
どこでしょう。




それは、








ガソリンスタンドです。




ウソやん。爆発したらどうするのん、って?



思い返してください。
過去に様々な災害が発生してますが、
ガソリンスタンドが爆発したとか倒壊したとか、聞いたことありませんよね?
熊本の震災のときにしても、東日本大震災のときにしても、阪神淡路大震災のときにしても。



街が壊滅的な被害に見舞われたにもかかわらず、ですよ。


道路が寸断され、ガソリンの配送が追いついてない状況下において、
スタンドに給油待ちの車が長蛇の列をなしていた光景をニュース等で見聞きしたことがあると思います。

つまり、災害の直後から、ガソリンスタンドは普通に営業していた。



ガソリンスタンドは、いつもと変わらず立っている。


なぜなんでしょう。



それは、街中に危険物を大量に貯蔵しているガソリンスタンドは建築基準が非常に厳しいからなのです。


一般の建物よりもはるかに強度があり、高い耐火性のある壁に囲まれています。
地表面が火に覆われても地下のタンクには引火しないほど分厚いコンクリートに覆われています。
高い屋根の下は、安全な避難場所になります。



ガソリンスタンドは、ハイブリッドカーや電気自動車をはじめとする次世代車の台頭で、その存在が揺らぎかけてますが、
密かに大きな大きな役割をになっているんですね。



自然災害に遭遇し、逃げ場に迷ったら一目散に最寄りのガソリンスタンドへ!