魅せる三角形
古今東西、様々な乗りものがありますが、それらには車体を支える部分がどこかに存在します。
それをフレームと呼びます。要するに骨格ですね。
僕たちニンゲンだって骨というフレームがあるからこそ、このスタイルを保てるわけで。
ではフレームが無いとどうなるか。
もうお分かりと思いますがタコですね。ぐにゃぐにゃ〜。
そんな車体の屋台骨を取り上げてみたくなりました。
僕たちが愛するバイクだってフレームがあります。
その形状は様々で、それぞれに剛性や しなりに特徴があります…
が、これ以上書くことは出来ません。なんたって僕にフレームに関する知識が無いからです orz
そういう情報を求める方は、こんなところに居座ってないで、とっとと他所のサイトに行ってくださいな ヽ(#
゚Д゚)ノ┌┛ガッ(ノ`Д´)ノ
なので、ここで取り上げるのは僕が好きなフレームの形状ということになります。
トラスフレームという形があります。
↑燃料タンクの真下の部分がそれで、このように三角形を繋ぎ合わせたような形状をしています。
たとえば、正方形や長方形の枠を組んでも ちょっと押しただけで平行四辺形に変形しちゃうほどヤワですやん。
ですけど、そこへ斜めに一本の柱を入れるだけでガッチリするでしょ。それが三角形の強さ。
家を建てるときにも筋交いを入れるのも そうです。
それをバイクのデザインの一部に取り入れることで、存在感を放つというわけです。
見た目が美しいんですよね〜。
そんなトラスフレームをとことん強調したバイクがモーターサイクルショーで展示されていました。
イタリアのバイクメーカー・イタルジェットのスクーター、「ドラッグスター」です。
ニホンのメーカーやったらカウルで隠してしまいそうな部分を、あえてさらけ出し、
フレームをこれでもかと見せつけてきますやん。
フロントサスペンションのステーまでトラス型ですよ。とことん三角形にこだわってます。
これで走ったら人目を惹くでしょうね。
ですけど、このバイクはスタイルのいいイタリア人が乗ってこそ絵になるのであって、ニホン人には まるっきり似合わなさそうな気が…。
出展する国を間違ってません? orz
車体がスケスケなので、写真を撮っても背景とごっちゃになって分かりづらいですね(汗)。