渋谷ごちゃ混ぜ交差点




出張で横浜へ行ったときのこと。


仕事が終わり、1日まるまる時間が出来たので、さいたま市にある鉄道博物館へ遊びに行こうと、
新横浜からさいたま市の大宮まで電車で移動しました。

最短かつ最安ルートは、新横浜→【JR横浜線】→菊名→【東急東横線】→渋谷→【JR埼京線】→大宮
首都圏在住の方なら複雑な鉄道路線を上手く乗り継げるのでしょうが、関西人の僕にはチンプンカンプン



特に、難関は渋谷駅でした。



到着したホームは東急ではなく、直接乗り入れしている東京メトロ銀座線。
地下深いホームから、地上のJR埼京線までの道のりといったら!



案内表示を追いながらエスカレーター乗り、連絡通路をグニャグニャ歩かされ、東京メトロの改札を抜け、
また階段を上り、いくつか角を曲がってようやく地上のJRハチ公口改札へ。

ホームに着いたと思ったらそこは山手線で、ホームを歩き、エスカレーターに乗り、
長い連絡通路を歩いた先にやっと埼京線のホームが。

大量の資料が入った重いリュックを背負い、事前にリクエストされていたお土産が入った重い袋を持ってどれだけ歩かすねん、と。


棒になりそうな足を癒してくれたのは、ハチ公口前の光景でした。



ここには、日本一といわれる「スクランブル交差点」があります。

一度見てみたかったんですよね。


何かと理由をつけて様々な人が集うルツボです。

仮装パーティ  ハロウィンのときにも若者を中心とした大集団が終夜大騒ぎして、地域を汚しゴミまみれにするなど
ニホン人の恥を内外に晒したあの場所です(笑)。


スクランブル(scramble)とは、「(バター、ミルクなどを加えて卵を)焼きながらかき回す」という
意味です。
十字路を縦横だけではなく、斜めにも横断できる形態がそう名づけられた所以でしょうね。




渋谷駅内の移動に疲れ、小休止がてら駅舎を出てその交差点を見やりました。


ハロウィン数日前の昼間とあって、仮装行列はありませんでしたが、
交差点で信号待ちをする光景はこんなんでした。
パノラマ撮影で180度写っていますので、交差点の全景がこの1枚に収まっています。







大阪駅前の交差点の人混みでもすごいと思っていましたが、余裕でその上を行ってます。

歩道の信号が青になり、人々が縦横無尽に歩いていき、それも誰もぶつからずに行き交う様を
僕は、それを表現する適切な言葉を思い浮かべられないまま見送っていました。



交差点周辺には日本人だけでなく、様々な外国人がいて、写真を撮りまくる人たちがいて、テレビカメラが来ていて…。

スクランブルなのは交差点だけでなく、あの場所全体がスクランブルなんですね。
さすがニホンの首都、東京と思わずにいられませんでした。