起源は昭和8年




我が家で購読している京都新聞の夕刊の1面に「きょうの歴史」というミニコラムが載っていまして
過去の今日にどういった出来事があったかを解説しています。



8月18日の「きょうの歴史」はこういうものでした。さっそく新聞を見ていただきましょう。







僕たち交通社会人が守るべき法律の原型が出来た日として紹介されていました。


教習所の仮免許制度や、
「交差点では広い道の方が優先通行」って、既にこの当時に出来ていたんですね。


それにしても、喫煙禁止はどうしてでしょう。
やっぱ大麻より中毒性が高い(らしい)から危ないと思ったのか、
それともガソリンタンクが粗悪で引火の危険性があったのか…。




そして、運転免許が3種類に区分けされまして、バイクは「小型」免許で運転可能となりました。


ちなみに、この時点ではバイクや車といった乗り物の区分自体が存在せず、
「小型」免許で両方とも運転OKだったそうです。


操り方は全然違うのに、一緒くたとは…。適当というのか、のどかというのか(笑)。
目をつむると、その当時の交通社会が目に浮かんできそうです。



なお、バイクの運転が「小型」免許から分離し、
単独の二輪運転免許となるのは1948(昭和23)年のことです。

そこから何度も何度も何度も法律が改められ、
現行の二輪免許制度に落ち着いたのは1996(平成8)年
です。




これから先、バイクの免許はまた変わることがあるのでしょうか…。




ところで、昭和8年当時で飲酒運転が禁止されたのは、当時のお役人も理由をよくわかってらっしゃいますが、
未だに飲酒運転による悲惨な事故がなくならないことは嘆かれてるかもしれませんね。




参考資料:京都新聞 2014年8月18日付夕刊