タクシー乗り放題?!




所用で堺市へ電車で出かけました。

目的地の最寄り駅に着き、バスに乗ろうとすると、目的地へ向かう路線がない!(焦)



こういうときに便利なのがタクシーですよね。
駅前の車寄せに停まっていた一台に乗り込み目的地を告げました。



市街地を抜け、大きな倉庫や工場などが立ち並ぶ湾岸部へ。信号もなく快調に走ってくれるタクシー。
ああ、これ楽チンでええがな〜♪♪



そんな気分も長くは続きませんでした。



ほどなく初乗りの距離(2km)を超え、メーターの数字がぐんぐん上がりだしたからです。
しかも乗ったのが運賃が割高の中型車(266m/80円)ときて、加速度的に運賃が加算されていく!


ものの数分で着いた目的地で表示されていた運賃はこんなことに…。







われらが京都の山科から堺までのJR+南海の鉄道運賃より、
たかだか5kmのタクシー移動のほうがかなり高く
ついてしまった orz
(しかも、金券ショップで安い切符を購入してまで節約したのに…)


便利なことは確かに認めますけど、どうも納得がいかない…。


今年の初めのコラムにもこの手のネタを書きましたけど、気にしないことにする。




まだ僕はタクシーは たま〜にしか利用しませんのでいいですけど、
公共交通機関の乏しい地方都市で、車を持たないお年寄りなどが通院のために定期的にタクシーを利用している…
なんて場合は、交通費だけで目ン玉が飛び出る事態になるでしょうよ。

バスや鉄道だと定期券があるのに、タクシーにはないのはどうしてか?



そこで、国土交通省がこんな方針を打ち出しました。







あ、これ面白そうですね。
京都のタクシーだと、会社によって様々な割引サービスがありますけど、
どれも対距離別運賃なのには変わりがありません。



それを定期券のような定額の仕組みにしたら、
タクシー側は固定客を掴んで稼働率が上がり、利用者側も余計な運賃を気にせずに済む

一挙両得と思うのですが、いかがなもんでしょう。




僕、家から最寄りの駅までそこそこ距離があり、最近 歩くのが面倒になっちゃいまして。
夏場なんて駅に着くころには汗だくで着替えたくなるほどなんですもん。

タクシー乗り放題サービスが始まったら、家まで迎えに来てもらって クーラーの効いた車内でふんぞり返って鼻歌交じりに利用し…

いや、僕の場合は中年デブ解消のため、タクシー会社が商売抜きで
「お前は歩け」と言いそうやな   |出口| λ............トボトボ




記事引用:京都新聞 2017年8月30日付夕刊