旧姓・東京花子さん




結婚したら、どちらか一方の苗字に統一する。


現在のニホンでは法律上、そういう仕組みになっています。
たいていの場合、女性が男性の苗字に改姓しますよね (男性改姓したのは2組知ってます)。



どちらかの苗字に統一したほうが、様々な面で都合がいいとは思います(例:子どもが産まれた時)が、
自分を育んでくれた苗字にこだわりもあるでしょうし、
社会人だと、苗字が変わることで様々な不都合が生じて然りだと思います。



だから、「旧姓」という呼び方が存在し、社会的には認知されています。



かつてはそういうことに頑固だったんですよ、お役所も。


仕事上、旧姓を使っている女性が旧姓で署名した書類を提出したら拒否されたため、
夫とペーパー離婚して、女性の苗字で「再婚」した…、なんてコラムを新聞で読んだのは2000年頃だったと思います。




時代は代わり、役所も柔軟になったのか、
住民票やマイナンバーカードでの旧姓併記が2019(令和元)年11月5日から可能になりました。

更に、免許証も約1ヶ月遅れの12月1日から旧姓併記が可能になりました♪



免許証に旧姓を記載するには、

・旧姓が併記された住民票かマイナンバーカードを運転免許センターに提出して再発行(手数料2250円)、
・免許更新時に申請(更新手数料だけでOK)、
・免許証の裏面に旧姓を記載(無料)

の3パターンから選べます。




免許証の見本というと、「日本花子」さんが有名ですよね。





女性の顔写真が昭和末期のバブル時代っぽくて笑っちゃうのですが、
見かけによらず全ての運転免許を取得しているツワモノです。




その「人」も、令和の時代になったからか、モデルチェンジしました。

それがこれや!







おっ、イマドキの顔になりましたやん (*^o^*)

あ、いや、このコラムの趣旨はそこではなかったですね(笑)。
四輪は普通免許と準中型免許を取得せず、いきなり中型免許を取得してるのも許します。


氏名欄に括弧書きで旧姓も書かれてますね〜。


そうですか、旧姓は「東京」さんでしたか〜。また新たな秘密が暴露されましたね〜 (*´▽`)*
って、既婚かー! (゚Д゚#)




旧姓だけでなく、僕の免許証も本名の隣に [えいまる] と併記して欲しい…。







記事引用:京都新聞 2019年11月29日付朝刊