線路にハマってさあ大変




今回のテーマは、踏切
踏み切りといって思い浮かぶことはありますか?


僕?
まぁ、挙げるなら「開かずの踏切」かな。


以前、頻繁に通っていた阪急の某踏切は、ラッシュの時間になると遮断機が下りっ放し
イライラすること請け合い。最長で10分くらい待ちぼうけを食らったことがあります。


僕は見たことありませんが、
長時間遮断機が下りたままなのにシビレを切らしてくぐって渡っていく人ね。
そして列車にバチコーンといかれる、と。


わざと遮断機をくぐって列車とバチコーンする人がいますよね。
自らそんなこと出来る度胸があるなら、その度胸のほんの僅かを生きる力に換えろよ。
おれは己が寿命の尽きる瞬間まで「生」に執着するど。




そんな踏切です。列車が近づくと夜中だろうが早朝だろうが遠慮なく「カーンカーンカーンカーン♪」
賑やかな警報音を立てて、その存在を見せ付けてくれます。
まぁ、存在が目立たないと困るんですけど…。

「踏切あり」の標識には列車の絵が描かれていますが、以前は汽車のマークでした。
汽車って…時代を感じさせるなぁ。



だけど、汽車の方が雰囲気はありますよね。
沿線は煙だらけでたまったもんじゃない
でしょうけど(笑)。


ちなみに踏切では一旦停止が必須。
きちんと停まらずに通過すると警察に「踏切不停止等」という交通違反で検挙され、
反則金7000円(二輪車)/6000円(原付)と違反点数2点を食らいます。



更に言いますと、踏切内でのギアチェンジは禁止ね。

変速時にクラッチ繋ぎ損ねて踏切内でエンストこいて立ち往生し、
そこへ警報が鳴り列車がキタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!…ってことになりかねませんので、
ローギアで一気に通過するのが原則です。


   問:ウチの近所の踏切、幅が50mもあんねんけど、それでもローギアのみ?
     答:臨機応変に行いたまえ。



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当時小学生だった僕が両親と弟の家族4人でサイクリングをしていたとき、モロに見てしまった。
踏切を渡る際、弟の乗った自転車が線路の隙間にタイヤがハマって思い切りズテーンと転倒するのを。
あれは痛い。



その約10年あまり後には、今は亡きLEAD50でバイト先に向かっていた弟が、
京阪電車の軌道敷で、やはりタイヤが線路の隙間ににハマって派手に転倒。バイクはキズモノに(涙)。
弟はズボンが破けてヒザを擦りむき、バイトには遅刻(笑)。


両方とも線路が道路と垂直に交わっていないから起こったんですよ。


そういうのを目の当たりにしているから、だからイヤなんですよ。
線路を斜めに横断させられる踏切を二輪車で渡るのは。


こういう踏切ね↓





こんな看板を立てるなんて危険性を承知してるんやん。
それやったら道路を付け替えるとか、線路を付け替えるとか、諦めるとか(謎)、
何とかならんのかえ?!

あの隙間、本当に憎たらしいです。
だから、こんな歳になっても斜め横断の踏切に差しかかると身構えてしまうんですわ。



バイクの免許を取って初めてバイクで線路の斜め横断をしたときも、
過去の「タイヤが隙間にスッポリ」が脳裏をよぎり、ビクビクしながら渡ったことを
昨日のことのように思い出せますよ。




ニホン人は「恥の文化」やから、そういう他人の失笑を買うミスは隠したがるけど、
これがアメリカやったら、ちょっと けつまずいてヨロけただけでも大げさに
「私が踏切でコケたのは線路が斜めに横断しているせいである。謝罪と賠償を求める」など速攻で訴えそうやな(笑)。




踏切は難易度が高いです。

こんな踏切もあります。




線路が盛り上がっている「かまぼこ型」踏切。これは山口県で撮影したもので、看板しか撮ってないので
どういう踏切だったのか思い出せなのですが…、

類似品を京都府八幡市で見つけてきました。



「鬼の洗濯板型」とでも呼んでおきましょうか。ギザギザです。


こんな段差で底を擦ってしまったり、亀の子状態になるほど車高を落としてるヤツなんて普通の人ではないですので、
お困りの方を見かけたら、後方からコッソリと写真に撮ってツイッターなどでサラシモノにしてから
助けてあげましょう。

他人の不幸は蜜の味ですやん(・∀・)


…僕が撮影されないよう、踏切を通らないルートを選んで走るようにしますわ、ハイ(汗)。