西からの厄介な使者




このコラムを書いているのは、桜が開花し、春本番となる時節です。
三寒四温で季節が進み、皆さんの気持ちも朗らかになっていることでしょう。



が、この時期になると悩まされる、あるものがニホンにやって来ます。



黄砂



その正体は、中国の砂漠地帯から巻き上がった細かい砂でして、
それが偏西風に乗って東シナ海を越え、ニホンを覆います。



特に西日本で顕著で、空が黄色く霞むと、「来やがったな〜 (-_-x) 」と。



黄色い曇天模様は要注意。黄砂をたっぷりと含んでいます。
それが雨となって地上に降り注ぐと、屋外のあらゆる物が黄色く汚染されます orz






↑は、青空駐輪していた、PCXのハンドルまわりです。
黄砂交じりの雨にヤラれてご覧のとおり orz



我が家の紺色のフリードなんて黄砂が目立ってド汚く、目も当てられません orz


しかも、雨が乾くと黄砂がコビリ付きますので、
濡れ雑巾で拭ってもきれいに落ちませんし、ボディに傷もいきます orz


そんなわけで、黄砂の雨が降った翌日は、あることの特異日となり、
街中では普段と違う光景が見られます。



街中の住宅地の先々で車を洗っている人を見かけ、ガソリンスタンドの洗車機には長蛇の列が(笑)。



そう、洗車の特異日なんですよ。



そして、街中の幹線道路では、ピカピカな輝きを放つ車がやたらと目立ち
今日は新車がたくさん走ってるな〜と思っちゃう…なんてことも(笑)。


キレイ好きな人はともかく、日頃 車の手入れに無頓着な人でも、
それが洗車のきっかけになるなら 黄砂も悪くない…ことはないですね (゚Д゚x) 




黄砂交じりの雨の攻撃を食らったバイクは 水洗いをしてキレイになった…のに、
また雨が降って黄色くなっているではないか (゚Д゚#)




発生源の中国では、黄砂が酷すぎて視界不良となり、出歩く際はマスクをしないと呼吸器に影響が出ると聞きます。
どうして中国の自爆テロでニホンが巻き添えを食らわされるのか…。いい迷惑です。



東風の貿易風に乗せて、こっちも何か送りつけて仕返しをしてやりたいと思いません?(笑)