横一文字の応用
京都市内の中心部、通りが「碁盤の目」になっている多くの道は一方通行になっています。
だから、目的地がすぐそこにあるのに、そこが一方通行の逆向きだと、ぐるぐると回り道をさせられる…、
そういうことがよくあります。
そういうわけで、僕はその周辺を車やバイクで走るのが好きではありません。
地元民の僕ですらぐるぐる回らされるのが面倒くさいと思ってるところを、
他府県ナンバーの車が近道をしようとしたのか一方通行地獄に迷い込んで混乱してます(笑)。
賢い人は一方通行が関係ない自転車を使います。僕もその一人です(^^;)
そんな一方通行の入口には、こんな標識が | |
出口にはこんな標識があります。 |
でも、見ず知らずの土地へドライブに行って、頭上にある標識を見ながら、
あ、ここは行けるわとか、ここは入れへんとか…ってやってると、周囲が見えなくなってしまう恐れがあるでしょう。
そこで、運転するときに必ず見ている(であろう)足元に目をやって下さい。
大きなヒントが隠されています。
それは停止線。
車両が一旦停止すべき場所に横一文字に引かれた地味〜な線。
ですが、全く別の役割を持っているんですよ。
停止線は車線にあわせて引いてありますので、
道の半分までだけ引いてあれば、その道は対面通行。
道幅いっぱいに引いてあれば、その道は一方通行…という意味を持たせてあります。
たとえば、 この道は標識を見なくても停止線を見ると一方通行の出口で、 車などは入れないことが分かります。 |
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この場合だと、 写真の撮影地点は停止線が半分だけ引いてあるので対面通行ですが、 交差点より先は停止線が横一文字に引かれているので一方通行の出口であり、 この先には進むことは出来ないとわかります。 |
これは免許を取得するときに教習所で教えてもらい、「ああ、なるほどな」と思った記憶があります。
こうなると、ただの横一文字も侮れませんな。
大分県の別府で、一方通行をアピールする、よりストレートな表現がなされていました。
これでも逆走するヤツがいたら大したもんですわ。