鬼は外ー!車は内〜!
2月3日、節分がやってきました。
各地で節分祭が行われ、
お面をかぶった不審者が豆を投げつけられ、
その日だけ恵方巻と名付けられる単なる太巻きを丸かぶりして窒息し、
翌朝にはそこここの道で撒かれた豆が車に轢かれてバラバラになったのをスズメが食べている光景が見られる日ですね。
↑ほぼ全面的に恵方巻モードのスーパーのチラシ。
行ってみたら、ホンマに恵方巻だらけでした(笑)。
さて、なぜ「節分」というか知ってますか。
もともとは季節を分ける日のことで、立春・立夏・立秋・立冬の前日のことを指すのですが、
今では立春(2月4日)の前日だけを節分と強調して呼んでいます。
広辞苑からの受け売りです(笑)。
明日から暦の上では春です。
立春から春分の間までに初めて吹く強い北風を「春一番」と言いますが、その前に真冬のピークが訪れますよね…。
まぁ、旧暦って実情に即してない点も多いですけど、ニホンのココロなので止められませんよね〜。
さて、我らが京都でも各地の神社で節分祭が執り行われます。
もっとも有名かつ規模が大きいのは、
京大のそばの小高い「吉田山」にある「吉田神社」で行われる節分祭です。
古都・京都では、物事に対しても親しみをこめて「さん」付けしますので、吉田神社も親しみをこめて「吉田さん」と呼んでます。
参道は露店で埋め尽くされ、山の中腹にある境内では鬼が登場し邪気を払う演舞神事「追儺式(ついなしき)」が行われ、
(C)京都新聞
放火犯もびっくりの大きなお炊き上げ「火炉祭(かろさい)」もなされます。
↓これに火ィつけるわけですね。ファイヤ〜ファイヤー!(不謹慎)
山全部が神域みたいなものなので、参拝がちょっとした運動になりますが、
京都盆地をお皿に見立てると、吉田山はその上に置いたプッチンプリン程度ですので、一般的な脚力の方なら問題ないと思います。
僕はひざを痛めました orz
そんな吉田さん参拝の目的は「福豆」を授かることだと思います。
一袋20粒程度で300円もする福豆だけのために皆さんが来るわけではないんですよ。
購入した 授かった分だけの抽選券がついていて、豪華賞品が当たるんです。
見てください。インチキじゃない証拠に、賞品の現物がずらりと並べられています。
家具・家電・日用品・食料品・酒・旅行券・飾り物…。
氏子さん(?)から寄進された(?)ものたちです。
その数が多く、賞品陳列所の建物に収まり切ってません(笑)。
これが吉田さんの集客のもとですわ (`・∀・´)
えっへん!
HPで紹介するってことは、もうお分かりと思います。
最高賞はコチラ↓
客寄せパンダではありません。
過去に知り合いが車をゲットしてますからね〜、本当に当たります。運が良ければたったの300円で。
運が悪い僕は、毎年賞品は当たらず罰が当たってます orz
ちなみに参拝者がどれほど多いかは下の写真をご覧いただければわかると思います。
臨時って(笑)。おれも含めて信心あらへんやろ。
車ゲットのチャンスは明日の17時までやで!
ヤリス目当てに今すぐ吉田さんへダッシュやー!!
吉田さんの節分祭についてはコチラ→ https://www.yoshidajinja.com/setubunsai.htm
記事引用:京都新聞 2024年2月3日付朝刊