しっとり、花灯路





京都の観光といえば、社寺仏閣めぐりが一番メジャーですね。
仕事柄、観光地周辺をトラックでよく通りかかるのですが、まぁお越しになる方の多いこと!



地元に住まう僕からすれば、何もそこまでして来なくても…と思っちゃうのですが、
そういう思いは、どの観光地の地元の方も抱くのではないでしょうか。


わざわざ行かないでしょ?地元の観光地って。



過日、遠方から京都へお越しの方の観光案内をさせてもらいましたが、
僕が地元の観光地や社寺仏閣のことを知らなさ過ぎて、なかなか恥ずかしい思いをしたくらいですもん (/ω\)イヤン



京都の観光地は昼間はとても賑わいます。
では、はどうでしょう。



行ったことないでしょ?だって、開いてませんもん。
金閣寺にしても平安神宮にしても下鴨神社にしても、真っ暗でゴーストタウンに様変わりします(笑)。
大変気色悪いです。



だからなのか知りませんが、
夜間にライトアップをして夜にも観光を楽しんでもらおうというイベントがチョイチョイ開催されます。



今回紹介するのは、3月に東山界隈で開催される「花灯路」です。
よみかたは「はなとうろ」です。



石畳や寺院・神社の風景がいかにも京都らしい東山地域を幻想的な露地行灯で照らすもので、
北は青蓮院(しょうれんいん)から円山公園、八坂神社を経て南は清水寺までの東山散策路が「灯り」で
演出され、いけばな作品による「花」の演出などが催されます。

(文献引用:京ごよみ手帳2018」より)




通勤で毎日のように平安神宮の大鳥居を眺めて見飽きてる僕にしても、
夜のイベントは そうそうお目にかかれませんので、行ってきました。



2003(平成15)年の初開催から2〜3年おきに行ってるんですけど、行く度に派手になってます。

そのさわりを写真でお楽しみいただきましょう。





























カメラの露出と感度を上げていますので 明るく写っていますが、実際にはかなり暗いです。
そのため、行灯から漏れる灯りがしっとりとした雰囲気を出していて、
その中をそぞろ歩くのはいいものです。



昼間の京都もいいですが、夜の京都、地元に住まう僕がオススメします。

なお、まだ寒い3月に開催なのは、春先は観光客が少ないからです(笑)。
どうぞ暖かい格好でお出かけください。