等間隔カップル




京都の風物詩になっている風景をお届けします。




毎日、夕暮れになると、鴨川河川敷に出没するものがあります。




カップル



座り込んで 2人だけの世界に浸ってる輩が 三条大橋〜四条大橋間の川べりに集います。
春夏秋冬カンケー無く、です。




それも、カップルとカップルの間は、何故か等間隔
川を眺めながら愛を育んでいる彼ら。土手に背を向けて、誰にも見えてないわとイチャイチャしてても、
対岸から思い切り見られてることに、気づいてるんでしょうか(笑)。




遠目で見ると、それがゴマ粒みたいに延々とつながっていて、
いったい何組くらい居るんやろうと数えたくもなったことがありますけど、
むなしいのでやめました(笑)。




そのカップルらの間隔調査をしたという むなしい 興味深い記事が京都新聞に載っていましたので、載せますね↓


鴨川のカップル・友人の間隔調査

2011(平成23)年7月1日(金)

時間

三条大橋側

四条大橋側

18時 550.4cm  (7組)

※1

19時 457cm   (10組)
20時 259.1cm (10組) 414cm    (6組)
21時 282.7cm (40組)※2 257.5cm (11組)

全体の平均 369.8cm (計84組)

【調査方法】

鴨川右岸の三条大橋下流と四条大橋上流の2ヵ所で、
川べりのカップルや友人の距離を計測。
10m未満の間隔で連続して座る人たちを対象にした。


  カップル同士の最短距離は85cmだった。

  2〜3mもあると、川の流れる音も重なって、隣の会話は聞き取れず
  語らいに集中できそう。

  ※1…18、19時の四条大橋側は人数が少なく、調査できなかった。

  ※2…三条大橋側の21時は、間隔の短かった13組に限ると平均115.8cm
      等間隔というより「数珠つなぎ」だった。







いつからここがデートスポットになったのかは知りませんが、
京都でデートをするなら、一度はその2人(1カップル)になってみるのがいいでしょう。
鴨川の穏やかな流れが、全てを流し去ってきれいにしてくれます。




いったいどんな会話をしてるんやろうと思いながら、カメラのシャッターを切りました↓

 北を望む。写真右は三条大橋




次の瞬間に大洪水が起こって、カップルも流されてしまえ〜と呪いをかけてしまうのは、僕がひがんでるわけではありません(疑)。

ええねん、どうせおれは……。
上に載せた記事を書いてるのも男記者2人やし…。




参考資料:京都新聞 2011年7月16日付夕刊