偶数月の15日




外を出歩いていると様々な音が耳に入ってきますね。
まぁ、それらは混ざりあって「ざわ…ざわ…」(※※※個人的に嫌いです (゚Д゚) )に代表される「雑音」になり、
これらを聞き分けるのは困難です。



が、雑音の中であろうが明らかに聞き分けられる音があります。
サイレンです。

最もよく耳にするサイレンは救急車のものですね。出場(=出動)回数が年々増えていて、
ピーポーピーポーを聞かない日がないくらいですやん。


TVの画面越しでも、
街角インタビュー中にサイレンの音
ゴルフの生中継でもサイレンの音。自然に囲まれて静かなはずやのに orz
旅番組の収録中とかやったら、サイレンの音が入ったシーンはカットしてるやろうなぁ。



そうなってくると緊急を意味するはずのサイレンがただのBGMになり気にもならなくなります。

ただ、家の近くでサイレンの音が止まると、ドキッとします。
もしかしてご近所さんで何かあった?!




そんな救急車出場ですが、それが増える特異日があるというのです。

いつでしょうか。



優秀な皆さんはこのコラムを公開日に読んでくれていると思います(ありがとうございます)が、
まさに今日です。偶数月の15日。




公的年金の支給日。




医療経済学者であるKO 慶應義塾大学の井深陽子さんが当該日の救急データを分析。
すると、パチンコ店などの娯楽施設から心疾患での高齢搬送者が増加
飲食店やバー、空港や駅、デパートからも通常よりも多いんですって。





2ヶ月に一度おとずれる嬉しい日。
辛抱して過ごしていたご高齢の皆さんがシャバの世界へと繰り出すわけです。
そういや、年金支給日は金融機関のATMが混雑しますもんねぇ(笑)。


で、度が過ぎてぶっ倒れて救急車のお世話になる、と。


お金もらって嬉しいのは誰しもですけど、ハメの外しすぎにご注意ね!
(ぶっ倒れへんから僕にも支給日来ないかなぁ)



参考記事:京都新聞 2024年12月11日付朝刊