原チャForever
ついに一般メディアに出たか…。
大手バイクメーカーによる50ccのバイク、「原チャ」の生産終了予告。
(c)京都新聞
理由は、四半世紀前の1998(平成10)年に始まり、
以後何度も何度も押し寄せてきたバイクの排気ガス規制。
野放図だったバイク界にとっては棘の道だった。
それでも原チャは技術を結集し、
2スト→4スト化で乗り越え、(→コラム「85%減の彼方に」)
空冷→水冷化で乗り越え、
キャブレター→インジェクション化で乗り越え、
世界でもニホンでしか走っていないガラパゴスバイクと揶揄されながらも販売され続け
てきたが、今度の大波は乗り越えるのを諦めて飲まれることにしたか…。
前々からバイク系のネットニュースで知ってはいた。だが、避けて通ってきた。
「49のソコヂカラ」の主役が表舞台から去ることを真正面から受け止める力が無いから。
今後、代替の「原チャ」が登場するというが、それらは少なくとも50ccのエンジンを搭載しない。
原付免許制度とバイクメーカーの責任の妥協の結果だろうが、個人的には複雑な思いでいる。
ただ、原チャが紡いできた歴史はなくなることはない。
そして、僕は原チャを応援し続ける。
記事引用:京都新聞 2024年6月23日付朝刊