電柱のあっち側とこっち側




さて、全国津々浦々の道路に立っているものといえば、電柱です。

「ポ○ンと一軒家」に出てくる、山奥に通じる「これ道なん?」みたいな悪路の路肩にもポツンと電柱があり
電線が引かれています。その先に誰かが住んでるんや。
二ホンのインフラの素晴らしさを感じる一幕です。



以前にも紹介しましたが、二ホンは電柱立国です(→コラム「『線』と『柱』のない景色→2%」)ので、
高い山のてっぺんから見下ろす素晴らしい景観にも送電線が入り込み、ダイナシにしてくれてます orz
宇宙に浮かぶ衛星を介してテレビや電話、インターネットなどの長距離無線通信は出来るのに、長距離無線送電は未だに出来ないのね orz



そうや!電気なんて使うのやめたらええんや!


…お日様とともに生活をする、江戸時代に逆戻りですね orz
それに電柱がないと犬の放尿地点が無くなって犬も困りますし(→コラム「立ちションの破壊力」)。




電柱って景観を損ねたり邪魔やったり…そんな存在と思い込んでいませんか?

べつの利用方法があるんですよ。
そう、広告塔です。


一昔前なら、0990001から始まる電話番号が書かれたピンクビラがよく貼られてましたし、
今やったら「即日10万円融資!」の文字が躍る携帯番号が書かれたサラ金のチラシとか。

誰かのものではなく公共物なんで、好き放題されてますね。



そういう不純なものは当局に見つかり次第撤去対象になるでしょうが、
そうではなく、公共機関が何やら掲げているのがありますね。

たとえば、こういうやつです。






歩道の端っこに立ってるコチラの電柱、両方向にそれぞれ別の物体が掲げられています。

片方を見ると、






まぁ、自転車は原則車道走行ですが(→コラム「『青枠』に進路を取れ」)、
この写真の真左に商業施設があるので自転車が行き交いますからね〜。両者共存でお願いします、と。



そして、電柱の反対側を見てみると





アラ、自転車とは対照的にエラい書かれようやん。



右側の商業施設から出てきたバイクが、そのまま歩道を走って右折していくのがいるんですよ。

バイクには手厳しい、と。


そりゃ、自転車のルールはグレーなところが多々ありますけど、
バイクの歩道走行は問答無用で交通違反ですからね〜。

歩道を通行するのは10mもないんやし、横着せんとバイク降りて押したらいいものを。



このように、電柱は手を変え品を変え、役に立っているんですね (*´艸)( 艸`*)ププッ