日曜大工風塗装




自分で塗装をしようとチャレンジしたことがあります。いわゆる自家塗装ですね。
バイクや車の小傷を隠すのが目的でして(汗)。



カラースプレーを何度も何度も重ね塗りし、クリアー塗装で艶出しして磨いて「仕上げ」てみたものの、
シロートがプロの技術に勝てるはずもなく、自分の作業した部分だけお手製感が… orz


まぁ、おれ元々不器用やしなぁ。

高校まで絵画を習っていたけど、絵を描くのも大して上手くならんかったし、
それどころかポスターカラーでのベタ塗りですら色ムラがあったし… orz


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2023年の大阪モーターショーで会場をうろついていて見かけた車。






他の展示車両とは明らかに何かが違うんです。




そう、車の塗装に必須とも言うべき、艶がない。





塗装の何が難しいかと言えば、仕上げにあります。
僕が上手く塗れないのは、不器用ゆえにそのテクニックを会得できてないからでしょう。
だったら、全体にお手製感を出してやればいい。




ここで展示されていた車用の塗料は、プロ顔負けではなく、
みんなでワイワイやりながら車に色を塗っちゃおう!発想で生まれたとのこと。
下手であってもその下手さがわかりにくいよう、艶なしで 少しくすんだ色合いの塗料にした、と。



説明をしてくれたこのコーナーのお姉さんも、展示車両の色塗りをしたひとりで、楽しかったと話してくれました。
これで車自体の寿命まで乗ってやれる!と。



初心者でもローラーや刷毛塗りで1日で車を塗り替えられるとのこと。
費用はたったの2万円。カーショップでの車の全塗装は30万円くらいすることを考えると激安ですやん。




まだまだ乗れるのに、色あせたり はげたりして、みすぼらしい姿をさらすくらいなら、
いっそのことカラーチェンジしちゃえば気分も変わるし、乗り物に対する新たな愛着もわくでしょう。



実際にこの塗料で自分のバイクや車を塗った皆さんの写真がたくさん張り出されていましたが、誰しもが笑顔でしたよ。