どこでもホテル
コンテナ。
僕の地元はJR東海道線の沿線ですので、コンテナをいっぱい積んだ貨物列車が運んでいるのをよく見かけます。
1編成20両くらいあるのかな。
それを引っ張ってる機関車ってどれだけパワーがあるのやろうと感心させられます。
貿易港に行くと、波止場にたくさんのコンテナが積み上げられ、
クレーン(「ガトリンクレーン」といいます)でひっきりなしに船に積んだり降ろしたり。
ところで、僕の以前の職場の敷地の隅っこにもコンテナがありました。
どー見ても何かを運ぶためのものではなさそう。
何のために?
横っ腹に穴をあけてシャッターが取り付けられ、中には仕事のトラックのタイヤが山積み。
お古のコンテナが物置として再利用されているのを知った瞬間でした。
古くなりお役御免のコンテナはスクラップになっているのかと思っていた僕には、大きな発見だったんですよ。
JRの鉄道コンテナは公式に販売しているのを知り、一般ニーズがそんなにもあるものなのか、と。
そりゃスクラップにしたらもったいないわな。
地元で注意深く観察すると、コンテナが再利用されているのがあちこちに。
色を塗り替えて、窓とドアを付けてプレハブ小屋代わりにしてあるのを見たときには、
コンテナってそんなにも丈夫なのかと感心したものです。
それを応用したものがお目見えしたとローカルニュースで発見しました。
(c) 朝日新聞
コンテナをホテルにする。
プレハブの発展形ですね。8畳ぐらいで2人滞在でき、サイズ的にもちょうどいいんですね。
しかもこれの凄いのは、そのままトレーラーでけん引して移動できること。
まさしくどこでもホテル。
記事にもあるように、災害時に転用や、宿泊場所の少ない地域に出張するのもアリでしょう。
どこに停めようが固定資産税や賃料もかからん(たぶん)し、維持費も安そう。
ただ、みたところ、トレーラー1台で「1部屋」ずつしか引っぱれないし、「引っ越し」にはちょっと手間がかかるけど…。
あと、車検はどうなるのかな?
記事引用:朝日新聞大分版 2024年10月23日付朝刊